シード・プランニングは10月28日、携帯電話の法人市場について調査を行い、2013年までの法人市場規模の予測結果を発表した。
調査では、端末台数は2007年度末の約1250万加入から、2013年度で最大2846万加入に増加するものと予測。法人向け料金やセキュリティ、メールソリューション、内線、位置情報、独自ソリューションについて分析したところ、法人ソリューション市場は2007年度の1640億円から、2013年度には1兆2761億円と、約8倍の増加が見込まれるとしている。また、取り替えサイクルを約3年として、法人市場向け年間販売台数を「純増数+取替え数」と仮定した場合、2008年度は約490万台、2013年は最大で1168万台となるという。
同社は今回の調査結果の詳細を「2009年版携帯電話の法人市場展望」として販売している。価格は9万9750円。
法人部隊も“新ドコモ宣言”――法人市場開拓に向けたドコモの新戦略
「品質」と「ソリューション」で選ばれる法人サービスを目指す――NTTドコモ 三木茂氏
業種や規模を問わず、最適な法人ソリューションを提供する――KDDI 湯浅氏
「電話」以外の提案力で携帯キャリアに差をつける――ウィルコム 土橋匡氏
“ホワイトオセロ”戦略で逆転を狙う――ソフトバンクモバイル、法人市場への自信
「モバイルSaaSはiPhoneなしに考えられない」――ソフトバンクの中山氏Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.