第5回 “大容量メモ帳”として使えるあの機能今すぐ使えるケータイレシピ

» 2008年11月25日 19時08分 公開
[田中聡,ITmedia]

 「電話で聞いた打ち合わせの時間」「突然ひらめいたアイデア」「店で見かけた気になる商品の値段」――日常生活でメモをしなければならないシーンは多い。メモは一般的に紙に書くものだが、文字入力ができるケータイも、メモを記録するツールとして十分活用できる。今回は、ケータイを使ったメモの取り方をいくつか紹介したい。

意外と多機能なケータイの「メモ帳」

 第1回でスケジューラのメリットを紹介したときにも触れたが、ケータイはよほど大きなスマートフォンでもない限り、基本的に片手で操作できるので、外出時でも手軽にメモを取れる。一方、紙や手帳にメモを取る場合はペンが必要なので、両手を使わなければならない。特にメモは、“いつどこで取るか分からない”ことから、携帯性に優れるというケータイのメリットが際だつ。

 さて、ケータイのメモ機能で最も基本的なものは「メモ帳」や「テキストメモ」だ。この機能は文字どおりメモを取るためのツールであり、登録したメモはリスト表示される。メモ帳をショートカット登録しておけば、素早くメモを取れる。

 筆者はメモ帳に「ゴミ出しの曜日」「気になる商品の価格」「仕事のアイデア」などをよく登録している。ほかに、インターネットでログインが必要なサービスのIDやパスワードを保存することもある。もちろんそのまま残しておくのは危険なので、一部だけをメモしたり、ロックをかけたりしている。auのKCP+端末や旧プラットフォーム端末のカシオ計算機と日立製作所製端末のメモ帳には「メモ帳制限」という機能があり、登録したメモを個別にロックできる。ほかの機種も、機能別ロックやPIMロックなどでメモ帳をロックできるので、見られたくないデータを記録している人はロックをかけておきたい。

photophotophoto ソフトバンクモバイルのシャープ端末(921SH)は、メモ帳に登録したメモの並びを「アクセス順」「更新順」「作成順」「カテゴリ別」に並び替えられる(写真=左)。キーワード検索も可能だ(写真=中)。作成したメモをメール送信できる機種も多いので、PCなどに送信してバックアップを取るのも有効だ(写真=右)
photophotophoto KCP+端末をはじめとするau端末は、メモデータを個別にロックできる(写真=左)。ロックしたメモは一覧には表示されず、「メモ帳 No.01」などと表示される(写真=中、右)

メールの「未送信BOX」を“第2のメモ帳”として使う

 手軽に使えて便利なメモ帳だが、「保存件数が少ない」という弱点がある。例えば、ドコモの「SH-01A」のテキストメモに登録できるのは最大10件なので、頻繁にメモを取る人には物足りないだろう。

 ちなみに、auの「Cyber-shotケータイ W61S」のメモ帳保存件数は50件。ソフトバンクモバイルの「FULLFACE 2 921SH」のメモ帳保存件数は最大500件と多めだ。メモ帳の保存件数は機種によって差があるので確認しておきたい。

 「メモ帳だけではもの足りない」という人には、メールの利用をお勧めしたい。書きかけのメールは「未送信BOX」「下書き」などに保存されるので、メモ帳代わりに活用できる。ただしau端末(W61S)の場合、書きかけのメールは「送信ボックス」に保存され、送信済みのメールと混在してしまい使いづらい。Cメールをほとんど使っていない人は、Cメールをメモ用に使うとよいだろう。

 SH-01Aの場合、未送信BOXに保存できるのは最大500件なので、メモ帳の50倍のメモを残しておける。また、未送信BOXのメールには保存日時が表示されるため、「いつメモを残したか」も確認でき、件名や本文からメールを検索する機種もあるので、データを探しやすいというメリットもある。

 ドコモやソフトバンクモバイルのシャープ製端末やドコモの富士通、三菱製端末など、待受時にメールキーの長押しでメールの新規作成画面を呼び出せる機種もあるので、ショートカットとして活用したい。

 なお、メモ帳の場合、入力後は決定キーを押せば保存できるが、未送信BOXに保存する場合、入力後にサブメニューから「保存」を選ぶ機種が多いので、メモ帳よりも保存までのステップがやや多い。

photophotophoto メモを書きかけのメールとしていったん「保存」する(写真=左)。たまったメモ(=保存したメール)は「未送信BOX」から確認できる。件名に「仕事」「ブログ」「ゴミ出し」などメモのジャンルを記入し、本文にメモの内容を記入すると管理しやすい(写真=中)。au端末はCメールをメモ用に使うのも有効だ(写真=右)

自分あてにメール送信して件名別にフォルダ振り分けする

 未送信BOXにメールを保存するのではなく、自分のアドレスあてにメモメールを送信する方法もある。ケータイだけでなくPCにも送信すれば、PCでメモを確認できるのはもちろん、万が一ケータイを紛失したりデータを破損したりした場合でも、データのバックアップが残る。もちろんほかの受信メールと混在しないように、自分のアドレスを自動振り分け設定しておく必要がある。

 さらに、「仕事」「ブログ」などジャンルごとに件名を決めておき、この件名を振り分け設定すれば、より効率よくメールを管理できる。SH-01Aのように未送信BOXのメールをフォルダ管理できる機種もあるが、この場合は(そもそも送信していないので)自動振り分けはできない。メモの「PC管理」と「フォルダ振り分け」に魅力を感じるのなら、自分あてのメール送信をお勧めしたい。

photophoto 受信メールのフォルダに自分のメールアドレスや件名を設定すれば、ジャンルごとにメモメールを管理できる。
今週のレシピ
メモ帳、テキストメモ 未送信BOXを活用 自動振り分けを活用
対応機種 ほぼすべての現行機種 ほぼすべての現行機種 ほぼすべての現行機種
設定時間 - - 約3分(振り分け設定+送信+受信)
料金 0円 0円 メール送受信料
お役立ち度 ★★★★☆ ★★★★★ ★★★★★
簡単操作度 ★★★★☆ ★★★★☆ ★★★☆☆
自慢度 ★★☆☆☆ ★★★★☆ ★★★★★

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年06月27日 更新
  1. 「海外からの迷惑電話が解消した」との声も NTTタウンページの「詐欺対策」アプリ、累計100万ダウンロード突破 (2026年06月25日)
  2. 年会費9万9000円の価値はある? 最上位クレカ「Olive Infinite」と「Visa Infinite」の違いと持つべき人 (2026年06月25日)
  3. ソフトバンクが「今回もやる」とGalaxy S26を月額1円で販売――販売方法を早急に見直さないと撤退を迫られるメーカーも (2026年03月08日)
  4. スマホの短期解約、最長1年の「継続利用」容認で抑制へ 「お試し割」は統合 総務省が取りまとめ (2026年06月25日)
  5. 「iPhone 17e」と「iPhone 17」どちらが買いか? 2機種を使い込んで分かった“スペック表にない違い” (2026年04月29日)
  6. iPhoneそっくりなだけじゃない、コラボモデルもある「HONOR 600 Pro」 (2026年06月26日)
  7. 「実質24円」は今後も続く? スマホ残価設定は「現状維持」、残価率の一律化は「適当ではない」と総務省が評価 (2026年06月25日)
  8. 「日本は6G周波数の議論すら始まっていない」 クアルコムが抱く危機感と、AI時代の次世代通信 (2026年06月26日)
  9. 「モラルが欠如している」──LINE安否確認で“悪ふざけ”、SNSで批判の的に (2026年06月26日)
  10. ソニー「aibo」の国内販売終了 なぜ、人に愛される存在になったのか (2026年06月25日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー