「Cyber-shotケータイ S001」の着信LEDは、ディスプレイの右上にある。カラーや点灯パターンはこれまでのKCP+端末と同じく、「7色+ALL」と「5パターン+メロディ連動」を組み合わせて設定できる。着信LEDは音声着信、Eメール受信、指定外Eメール受信、お知らせ受信、Cメール受信、ニュースフラッシュ受信に、それぞれ個別に設定できる。
不在通知ランプは着信LEDと同じ場所にあり、音声着信やEメール受信などで設定したカラーとパターンで点灯する。
カラー1〜カラー7とALLで点灯
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メロディ連動とパターン1〜5で点灯
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音声着信をして通知ランプが点灯するまでの流れ
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内蔵データフォルダの容量は、前モデルの「Cyber-shotケータイ W61S」が約750Mバイトだったが、S001はどのくらいなのか。S001の内蔵データフォルダ容量は約70Mバイトで、W61Sの10分の1程度と少なめだ。高解像度の写真をたくさん保存するのなら、外部メモリの利用は必須といえる。なお、70MバイトにはBREWフォルダは含まれず、BREW(アプリ)用に別途30Mバイトが用意される。
ソニー・エリクソン端末のmicroSDスロットは本体側面にある機種が多いが、S001はスリム化の影響か、バッテリーカバーの内部にmicroSDスロットがある。さらに、microSDはバッテリーを外さないと着脱できないので、microSDを着脱するには1度本体の電源をオフにする必要がある。
S001は本体のデータフォルダが70Mバイトと少なく、外部メモリを使う機会が多いことが想定されるだけに、少し残念だ。使い方によってはUSB経由でmicroSDのデータをPCとやり取りする方がスムーズだろう。
なお、S001には1GバイトのmicroSDが付属する。microSDHCには対応しない。
これまでのKCP+端末は、解像度がVGA以上のディスプレイを備えた機種でも、EZwebや一部アプリなどにはVGA用のフォントが採用されていなかった。3.3インチのフルワイドVGA有機ELを備えるS001はどうか。
メインメニューやメール、アドレス帳、ツール(一部を除く)、PCサイトビューアー、各種設定などでは、従来どおり高解像度のフォントが使われている。EZwebも、従来機ではジャギーの目立つ粗いフォントだったが、S001では高解像度のフォントに改善された。
ただし、LISMO PlayerやケータイdePCメール、じぶん銀行、モバイルSuicaなどのアプリは、従来機と同じく粗いフォントのままだった。
同じ“Cyber-shotケータイ”ということもあり、W61SからS001へ機種変更を考えている人も多いだろう。そこで気になるのが、W61SのバッテリーをS001にも使えるのかという点だ。試しにW61SのバッテリーをS001に装着したところ、問題なく起動した。ちなみに、S001のバッテリーもW61Sで使えた。
バッテリーの型番はW61Sが「51SOUAA」、S001が「64SOUAA」と異なるが、どちらもソニー・エリクソン製の純正品で、容量は3.7V/870mAhとなる。
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