前回、2009年春モデルの「Cyber-shotケータイ S001」が初登場にしてキャリア総合1位に輝いた。今回は総合順位こそ4位に落ちてしまったが、auでは“最も売れているモデル”の座を守った。2位には、S001と同じく高性能なカメラ機能が特徴で、2月24日に新色“バーニッシュレッド”と“ビターブラック”を追加した「EXILIMケータイ W63CA」が先週から1つ順位を上げ、デジタルカメラブランドの名を冠したモデルのワンツーフィニッシュとなった。
EXILIMケータイ W63CAは、初代「EXILIMケータイ W53CA」の後継モデルとして2008年11月21日に発売されたモデル。カメラの有効画素数は809万画素で、顔検出AF機能を新たに備えている。またW53CAでは搭載されていなかったワンセグ機能を盛り込み、その上で薄型化にも成功。初登場のランキングでいきなり首位を獲得し、その人気は今も続いている。
一方、カメラではなく薄型テレビのブランドを冠したモデルはランクを落としている。「AQUOSケータイ W64SH」は前回2位から4位、「Woooケータイ W63H」は前回6位から7位にダウンした。
家電のブランドを打ち出したモデルとして“Walkman Phone”の売れ行きも気になるところだが、「Walkman Phone, Xmini」「Walkman Phone, Premier3」ともにランキングには入ってきていない。都内量販店では、Xminiの価格がシンプルコース一括払いで機種変更でも5250円というケースもあり、かなり手頃になっていた。今後ランキングに食い込むことはあるのだろうか。
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