パナソニック モバイルコミュニケーションズ製の「P-08A」は、STYLEシリーズに属するスライド端末。「P-02A」と同じく、本体を開くと曲線状になる「スイングスライド」と、くるくる回してカーソル操作ができる「スピードセレクター」を採用した。
P-08Aは、2008年冬モデルとして発売されたP-02Aの後継機種。ディスプレイ部が斜めに開くスイングスライドを採用することで、自然な角度で通話ができるほか、本体上面と底面の段差が少なく、文字を入力しやすい。ダイヤルキーには凹凸のある「ウェーブタイルキー」を搭載しており、P-02Aよりも押しやすくなった。
十字キーには、くるくる回してカーソル移動ができる「スピードセレクター」を搭載。ブラウザやメールのスクロールをはじめ、ワンセグやミュージックプレーヤー、カメラ、アドレス帳などを閉じたまま操作できる。また、決定キーを長押しすると、誤操作防止のロックができる。本体を開くとロックは一時解除され、閉じると再ロックされる。
ディスプレイはフルワイドVGA(480×854ピクセル)表示対応の約3.1インチTFT液晶を搭載。カメラは画素数が有効約810万画素CMOSに向上したほか、顔、風景、夜景+人物、接写、動きなど、撮影シーンを自動認識する「おまかせiA(インテリジェントオート)」を新たに採用した。P-02Aよりも約3倍明るくなった高輝度LEDフラッシュ「スマートフラッシュ」や、最大ISO感度1600相当の高感度撮影、6軸手ブレ補正、逆光補正も利用できる。
ワンセグは「P-07A」と同様に、毎秒15フレームの映像を4倍の60フレームに変換する「モバイルWスピード」を搭載し、よりなめらか映像を再生できるようになった。このほか、拡張iモードブラウザやFOMAハイスピード(7.2Mbps)、GPS、WORLD WING(3G+GSM)、Bluetooth、iアプリタッチに対応するなど、ハイスペックなPRIMEシリーズと比べても遜色のないスペックを実現している。
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