写真で見る「P-08A」

» 2009年06月19日 16時06分 公開
[田中聡,ITmedia]

 パナソニック モバイルコミュニケーションズ製の「P-08A」は、STYLEシリーズに属するスライド端末。「P-02A」と同じく、本体を開くと曲線状になる「スイングスライド」と、くるくる回してカーソル操作ができる「スピードセレクター」を採用した。

photophotophoto パナソニック モバイルコミュニケーションズ製の「P-08A」。ボディカラーは「Mint Choco」「Magenta」「Ivory White」「Mat Black」の4色

 P-08Aは、2008年冬モデルとして発売されたP-02Aの後継機種。ディスプレイ部が斜めに開くスイングスライドを採用することで、自然な角度で通話ができるほか、本体上面と底面の段差が少なく、文字を入力しやすい。ダイヤルキーには凹凸のある「ウェーブタイルキー」を搭載しており、P-02Aよりも押しやすくなった。

 十字キーには、くるくる回してカーソル移動ができる「スピードセレクター」を搭載。ブラウザやメールのスクロールをはじめ、ワンセグやミュージックプレーヤー、カメラ、アドレス帳などを閉じたまま操作できる。また、決定キーを長押しすると、誤操作防止のロックができる。本体を開くとロックは一時解除され、閉じると再ロックされる。

 ディスプレイはフルワイドVGA(480×854ピクセル)表示対応の約3.1インチTFT液晶を搭載。カメラは画素数が有効約810万画素CMOSに向上したほか、顔、風景、夜景+人物、接写、動きなど、撮影シーンを自動認識する「おまかせiA(インテリジェントオート)」を新たに採用した。P-02Aよりも約3倍明るくなった高輝度LEDフラッシュ「スマートフラッシュ」や、最大ISO感度1600相当の高感度撮影、6軸手ブレ補正、逆光補正も利用できる。

 ワンセグは「P-07A」と同様に、毎秒15フレームの映像を4倍の60フレームに変換する「モバイルWスピード」を搭載し、よりなめらか映像を再生できるようになった。このほか、拡張iモードブラウザやFOMAハイスピード(7.2Mbps)、GPS、WORLD WING(3G+GSM)、Bluetooth、iアプリタッチに対応するなど、ハイスペックなPRIMEシリーズと比べても遜色のないスペックを実現している。

photophotophoto 本体を閉じたままスピードセレクターや決定キー、ソフトキー、クリアキーなどを利用できる(写真=左)。スピードセレクターやクリアキーとダイヤルキーの距離が近いので、ストレスなく文字入力ができる(写真=中)。裏面にはカメラとフォトライト、スピーカー、FeliCaチップ、充電用の接点がある(写真=右)
photophoto 上部先端にはワンセグ用のホイップアンテナ(写真=左)、下部先端には外部接続端子がある(写真=右)
photophoto 左側面にはmicroSDスロット(写真=左)、右側面には4つのサイドキーがある(写真=右)
photophoto ディスプレイが斜めに開く「スイングスライド」を採用。ディスプレイ面のキーとダイヤルキーの段差が少なくないので、文字入力しやすい(写真=左)。ダイヤルキーには、各キーに膨らみを持たせた「ウェーブタイルキー」を採用した(写真=右)
photophotophoto かつての三菱電機端末でもおなじみの「スピードセレクター」を搭載。スピードセレクターを回すと、決定キー部分にイルミネーションが点灯する
photophoto カメラ部分は、約17.9ミリから約19.7ミリに厚さが増している(写真=左)。約40センチから1メートルの距離で使用できる高輝度LEDフラッシュ(写真=右)
photophoto マルチタスクを呼び出すマルチキーを待受時に長押しすると、あらかじめ登録した機能を呼び出せる。初期設定では「ピクチャフォルダ」が割り当てられている。ショートカットとして活用したい(写真=左)。P-08Aは、2009年夏モデルから搭載機種の減った「プッシュトーク」にも対応しており、側面にプッシュトークボタンを備えている(写真=右)
photophotophoto 左がP-08A、右がP-02A。ボディ全体に光沢感のあるP-02Aに対し、P-08Aはマットな質感になっている(写真=左)。キー配列は2機種とも同じだが、形状はやや異なる(写真=中、右)
photophoto 裏面のパーツの配列も大きな変化はない(写真=左)。サイドキーの配列も同様。2機種とも上面と底面が曲線状に分割されている(写真=右)

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