NTTドコモは7月21日、富士通製の端末「らくらくホン ベーシックII」に、本来国際ローミング非対応機種でありながら海外で通信できてしまう不具合があると発表した。同日に開始したソフトウェアアップデートで不具合は改善される。
この不具合は、通話やメール、iモードといったサービスが国際ローミング対応機種と同様に使用できてしまうもの。海外で通信した場合は、通常の国際ローミングと同じように課金される状態だった。ソフトウェアアップデートにより、海外での利用はできなくなる。
ソフトウェアの更新は自動で行われ、あらかじめ設定した時間(購入時は午前3時)に書き換えられる。また、待受から「メニュー」→「設定を行う」→「その他の設定を行う」→「ネットワークサービスを使う」→「その他のサービスを使う」→「ソフトウェアを更新する」を選択することで即時更新できる。
“かんたんおまかせカメラ”搭載の「らくらくホン ベーシックII」、2009年4月発売
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ドコモ、「N906iL」のソフト更新を開始――電池の持ちが悪くなる不具合を改善Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.