タッチパネル組では、F-09AとSH-06Aの使い勝手がいい感じ。画面をタップしてもシャッターボタンでも撮れる。下に、タッチパネルの使い勝手をまとめてみた。
さて、ここからは作例を見ていこう。比較する4モデルはいずれも“シーン自動認識”機能を搭載しており、今回は基本的にはこのモードを使って撮影した。P-07Aは、撮影モードとして「インテリジェントオート」(iA:パナソニックのデジカメシリーズであるLUMIXと同じ機能名だ)、オート、シーンの3つがあるので、iAを選択。SH-06AとF-09Aは「シーン」の中にある「シーン自動認識」、N-06Aは「シーン」の「オート」を選択している。特に注釈がない限り、これらのモードを利用した写真と思ってほしい。
まあ、晴天下より多少雲がかかっている方がカメラごとの写りの微妙な違いが出やすいのだが、予想以上に大きな違い。
見ての通り、一番クールな写りがSH。空も青い。逆に一番赤っぽいのがP。妙に赤みが強くて夕方っぽい。なるほど、面白い差である。写っている範囲が異なるのは、レンズの画角が違うせい。SHがもっとも広角な28ミリ相当のレンズを搭載している。
画角的にはPとFが同じくらい。Nもレンズや撮像素子まわりのスペックは同じだと思うのだが、少し画角が狭い。なんでだろ。
このカットではFがちょっと青っぽくてさわやか。Nは暗いところに引っ張られて露出オーバー気味。SHは極めて優秀、といったところか。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.