KDDI、Android端末向け「auかんたん決済」「au one Marketセキュアアプリ検証」開始

» 2010年08月31日 15時11分 公開
[田中聡,ITmedia]

 KDDIは8月31日、auのAndroid端末向けのアプリマーケット「au one Market」にて、「auかんたん決済」を利用したアプリの購入機能と、「au one Marketセキュアアプリ検証」の提供を9月1日(午前9時)に開始する。

 auかんたん決済は、Androidアプリを毎月のケータイ代と一緒に支払えるサービス。事前にau one IDとau one IDのパスワードを端末に設定し、セキュリティパスワードを入力することでアプリを購入できる。セキュリティパスワードの初期値は、au契約時に設定したネットワーク暗証番号となっている。

 また、au one Marketからダウンロードしたアプリ一覧を確認できる「マイアプリ」機能も提供する。マイアプリからは各アプリのバージョン情報を確認できる。

photo セキュリティパスワードを入力することで、有料のAndroidアプリを購入できる
photo 画面左のメニューに「マイアプリ」が追加される

 au one Marketセキュアアプリ検証では、KDDI研究所が開発したセキュリティチェックツールを使い、KDDIが独自の基準に沿ってアプリの安全性を確認するオプションサービス。希望するコンテンツプロバイダのアプリに対して実施される。この検証に合格したアプリは「au one Marketセキュアアプリ」として、au one Marketに表示される。

 ユーザーがこれらの新サービスを利用するには、8月24日に開始されたIS01のケータイアップデートを実施するほか、9月1日に開始されるau one Marketのバージョンアップを行う必要がある。auかんたん決済とau one Marketセキュアアプリ検証に対応したアプリの数については、「9月1日から正式な申し込みを受け付けるので、現時点では未定」(KDDI広報部)だが、相当数のコンテンツプロバイダーから希望の声が挙がっているという。

 あわせて、auかんたん決済に対応した一部アプリ(通常価格200円〜600円前後)を、100円で販売する「ワンコインキャンペーン」も実施する。期間は9月2日から11月30日まで。auかんたん決済に対応した有料アプリから5タイトルを毎月ピックアップする。9月は「上海」(600円)、「デ辞蔵 学研 漢字字典」(230円)、「デ辞蔵 近現代文学事典」(450円)、「ぷよぷよフィーバーTOUCH」(600円)、「ボンバーマン道場」(450円)、「マジカルドロップTouch」(350円)が対象となる(カッコ内はいずれも通常価格)。

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