パナソニックブースで「VIERA Tablet」に触ってみた2011 International CES

» 2011年01月10日 21時54分 公開
[小山安博,ITmedia]

 開幕前日に“VIERA”と連携するAndroid 端末「ビエラ・タブレット」の開発を表明したパナソニック(→手元に“子画面”を、パナソニックが「VIERA Tablet」を開発)。展示会の同社ブースでも、もっとも注目を集めていた。

パナソニックブース

 パナソニック初のタブレット端末となるVIERA Tabletは、4インチ、7インチ、10インチの3種類のサイズ。いずれもAndroid OSを搭載しており、動画配信など各種ネットワークサービスを提供する「VIERA Connect」にアクセスが可能だ。現在はプロトタイプの段階だが、今年中に発売するという。

4インチのVIERA Tablet。Android 2.2を搭載するようだが、このあたりは実際の製品化の時点でどうなるかは分からない
左が7インチモデル、右が10インチモデル

 VIERA Tabletでは、Webブラウズや電子書籍の閲覧といった従来のAndroid端末が実現していた利用方法に加え、さまざまな形でテレビと連携するところがユニークだ。例えば、VIERA ConnectのコンテンツをVIERA Tabletで視聴していて、テレビの大画面で見たいと思ったら、そのままタブレットの画面に触れて指を上方にスライドさせると、動画がそのまま画面上部に消えていき、テレビにそのコンテンツが表示される。

現在視聴できる番組がサムネイルで表示される。各行毎に個別にスクロールできるなど、操作性はなめらかで分かりやすい。指でタッチすると、その番組を拡大表示する
表示された番組をタッチして、そのまま上に向けてスライドさせると、その番組がテレビに表示される

 動作としては、「LUMIX Phone」に搭載された「ピクチャジャンプ」機能に近い印象。プロトタイプのためか、少々動きにぎこちない部分が残っていたが、操作はとても面白い。

 同じ番組を見ている友人同士で感動を共有する、といった使い方も提案している。例えば、同じスポーツ番組を視聴しているユーザー同士がネットワークでつながり、ひいきのチームのチャンスに歓声を上げたり、敵の攻撃にハラハラしたり、といった感情をアイコンタッチだけでつぶやくことができる。画面上のアバターがそれを表示する仕組みだ。

 マルチアングル機能も備えている。テレビ側で表示されている番組のアングルを、手元のVIERA Tabletで切り替えたり、テレビとVIERA Tabletで別のアングルを表示する、といった使い方もできる。インターネット経由で見ている番組の情報を確認することも可能だ。

VIERA Tabletの位置づけ。Webブラウジング、Eメール、電子書籍端末などに加え、テレビと連携して利用できる

 VIERA Connectでは、映像配信のNetflix、CinemaNow、Amazon Video on demand、動画共有サービスのYouTube、DailyMotion、Ustream、hulu Plus、PANDORAといったサービスにアクセスでき、米国で人気のスポーツチャンネルを始め、映画やドラマ、ミュージックビデオまで幅広く視聴できる。

VIERA ConnectのUI。アイコンで分かりやすいデザインで、奥行きも表現されており、ページをめくるように次々とサービスを切り替えることができる(左)。コンテンツはジャンルごとに分けられている

 またVIERA TabletはAndroid端末なので、アプリを追加することでさらに機能を強化できる。例えば、SkypeやTwitter、Facebook、Picasa Web Album、Bloomberg、Weather、eBayなど、さまざまなWebサービスをテレビで利用できるわけだ。そのほか、無線LAN経由でフィットネスマシーンや体重計と接続し、体重や体調管理データをテレビで管理する、といったこともできる。

無線LAN内蔵の体重計「Withings Body Scale」(左)を使った連携機能も搭載。エクササイズをしながら消費カロリーや歩数等のデータを記録できるBodyMediaのアームバンド(右)
テレビ番組を見ながらでも記録された情報を閲覧できる

 パナソニックは、VIERA ConnectのSDKやAPIをサードパーティー向けに提供する予定。展示されていたサービス以外にも、さまざまな機能が提供されることになりそうだ。

VIERA Connect対応のテレビ新製品も展示。左はVT30シリーズ、右はDT30シリーズ
こちらはビデオカメラの新製品「HDC-HS900」。別売の3Dレンズを装着することで3D撮影に対応する

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年04月02日 更新
  1. d払い、dポイントのキャンペーンまとめ【4月1日最新版】 最大24%還元や10万ポイント還元のチャンスあり (2026年04月01日)
  2. 大手キャリアが改定した「端末購入プログラム」の賢い活用法 Y!mobileやUQ mobileも狙い目 (2026年03月31日)
  3. NTTドコモが金融事業を7月1日付で再編予定 事業と関連株式を新設子会社に移管 (2026年03月31日)
  4. Snapdragon 6 Gen 1を搭載したSIMフリーAndroidスマホ「OPPO Reno13 A 5G」がセールで3万8232円に (2026年03月31日)
  5. ケーブルを持ち歩く手間を省ける大容量モバイルバッテリー「Anker Power Bank (25000mAh)」が30%オフの1万490円に (2026年03月31日)
  6. 最大45dBのノイキャン搭載イヤフォン「Nothing Ear (a)」、Amazon 新生活セール Finalで1万円以下に (2026年04月01日)
  7. ソフトバンクが「今回もやる」とGalaxy S26を月額1円で販売――販売方法を早急に見直さないと撤退を迫られるメーカーも (2026年03月08日)
  8. 楽天モバイルのルーター「Rakuten WiFi Pocket 5G」レビュー:通信速度はどう? 他社のeSIMで使う方法も解説 (2026年03月27日)
  9. 飛行機の機内エンタメもワイヤレス化できるワイヤレスイヤフォン「JBL TOUR PRO 3」が25%オフの2万7000円に (2026年03月31日)
  10. 車内での通信制限を気にせず動画を楽しめる「Pioneer 車載用 Wi-Fi ルーター DCT-WR200D-E」が22%オフの1万7682円に (2026年04月01日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2026年