欲しい機能が全部入り! ゼンハイザーのBluetooth オーディオヘッドセット「MM 550 TRAVEL」iPod Style

» 2011年07月26日 12時54分 公開
[戸津弘貴,iPod Style]
iPod Style

 ゼンハイザーコミュニケーションズの「MM 550 TRAVEL」は、密閉型ヘッドフォンの形状をしたBluetoothオーディオヘッドセットだ。ノイズキャンセリング機能の「NoiseGard」をはじめ、トークスルー機能やSRSサウンドエンハンサーなどを搭載した多機能機で、オーディオヘッドフォンとしても高い性能を持っている。

ゼンハイザーコミュニケーションズの「MM 550 TRAVEL」

 従来の「MM 450 TRAVEL」がオンイヤー式であったのに対して、「MM 550 TRAVEL」はオーバーヘッド型と、遮音性やリスニング環境としてはより良い作りになっている。音質もBluetoothヘッドフォンとは思えないくらいの高品質なものだ。ノイズキャンセル機能による部分で若干違和感がある場合があるが、これは注意して聞いた状態の場合で、とくに意識せずに聞いた場合には目立って気になることはない。有線接続用のオーディオケーブルも付属しているので、より高品質のサウンドを楽しみたい人はこれを使うと良いだろう。通話用のマイクは、ヘッドセットの側面に目立たぬように設けられており、感度は良好だった。

 Bluetooth 2.1+EDRに準拠。本体中央部を長押しするとペアリングモードとなり、携帯電話から認識できるようになる。「Headset(iPhoneの場合)」と表示されている機器名が「MM550」となると同時に自動的にシンクロを開始する。パスキー(PINコード)を入力する画面になった場合には、「0000」を入力すれば登録される。対応プロファイルは、A2DP、AVRCP、HSP、HFPの4つ。

ペアリング中。LEDの色で状態を確認できる

 前述のNoiseGard(ノイズキャンセル)機能にくわえ、ボタン操作でヘッドセットを装着したまま周囲の人と会話ができるトークスルー機能、圧縮音源でもダイナミックレンジの広いサウンド再現が可能な「SRS WOW HD」技術などが搭載されており、ある意味でヘッドセットに必要な機能は全て盛り込まれている。さらに有線での使用も可能と、まさに“全部入り”ヘッドセットといえるかもしれない。

有線接続も可能

 本製品は、その名の通り「トラベル(旅行)」を意識したパッケージになっている。USBコネクターが備わったACアダプターは、世界各国で使用できるように国別のプラグが用意されており、micro USBケーブルを使用して充電を行う。家庭用コンセントでもPCのUSBポートからでも充電できるようになっているのがうれしい。ほかのUSB充電器に充電ケーブルをさして使用すれば、コンセントを占有せずに済む。バッテリーは、満充電で最長10時間の音楽再生(NoiseGard使用時は最長8時間)、最長20時間の通話が可能になっている。

旅行に便利な豊富な付属品

 また、有線のオーディオケーブルも付属しており、航空機用とステレオフルジャックの変換コネクターも用意されていた。有線使用時には自動的にBluetoothがOFFになるほか、本体バッテリー残量が0の時でも、音楽を聴いたり、ヘッドセットとして使用することができる。万一のバッテリー切れの際にも“無用の長物”にならないのが良い。

 この種の製品としては珍しくバッテリーが着脱式で、予備バッテリーがある場合には、交換して使用することもできる。トークスルー機能は、駅や機内のアナウンスや乗務員などに話しかけられた時などに、ヘッドフォンを外さなくとも声を聞いたりできるので、大変便利だ。SRS WOW HD(サウンドエンハンサー)機能をONにすると、臨場感あふれるより迫力のあるサウンドを楽しめる。MP3などの圧縮音源をさらにBluetoothで伝送してしまうと音質が……と心配する人でも、この機能を利用すれば、その心配が無用になるのではないだろうか?

バッテリーは着脱式

 さまざまな機能に加え、折り畳み式のため使用しないときの収納や持ち運びが容易で、シャープな印象を与えるデザインなども評価できる。実売6万円弱という価格はなかなか手を出しにくいが、「全部入り」のヘッドセットが欲しい人は、予算が許せば文句なしの製品といえるだろう。また、保証期間が2年間と通常よりも長いことも安心して使える要因の1つ。総合的な満足感は高い。

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