5月3日から23日にかけて、ウィルコムのPHSからau携帯電話に送信された一部のEメールが誤って破棄されるという不具合が発生していた。
Eメールが破棄されたケースは以下の2つ。
原因はKDDIのメールフィルタ設備における設定誤りで、送信されたメールが「なりすましメール」と誤って判断されたために破棄された。影響エリアは全国。発生日時は2012年5月3日2時〜5月23日22時18分。不具合の確認に時間がかかったのは「KDDIのネットワーク上ではなりすましメールを正しく破棄していると表示され、アラームなどが作動しなかったため」(広報部)。5月23日22時18分に対応が完了し、現在は通常どおり利用できる。
今回の不具合で影響を受けたのはウィルコムが約1300回線、auについては現在調査中。ユーザーからの申告はウィルコムが5件、KDDIが6件。不具合の対象者には、KDDIとウィルコムが個別に対応する。
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