NTTドコモが12月20日、スマートフォン向けメーラー「spモードメール」で不具合が発生したことを発表した。
不具合の内容は、spモードメールを利用している一部ユーザーのメールアドレスが、他のユーザーのメールアドレスに誤って設定されている場合があるというもの。この事象に該当すると、例えばAさんからBさんにメールを送ったにもかかわらず、Bさんの受信メールはCさん(異なるアドレス)が差出人として表示される。その際にBさんが返信すると、メールはAさんではなくCさんに届いてしまう。誤ったアドレスは、アドレス帳に登録されたものなどに限らず、全ドコモユーザーからランダムに設定されてしまうという。
対象となるのはspモードを利用している一部のユーザーだが、その範囲は全国に及ぶ。影響を受けたユーザー数は現時点では未定。12月20日23時時点で119件の申告があった。自分のメールアドレスは、spモードメールの「メール設定」→「その他」→「マイアドレス」から確認できる。異なるメールアドレスが設定されている場合、スマートフォンを再起動することで解消する。
不具合の原因は、同日の12時22分に発生した通信設備の不具合で、詳細は調査中。同時刻に発生した通信障害との因果関係については「現在調査中」(ドコモ広報部)とのこと。
ドコモは、今回の不具合に伴って影響を受ける可能性のあるサービスの提供を一時停止している。再開のめどはまだ立っていない。
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