「Facebook Home」は“人が中心”のホーム画面 搭載端末「HTC First」も

» 2013年04月05日 04時19分 公開
[佐藤由紀子,ITmedia]

 米Facebookは4月4日(現地時間)、本社キャンパスで開催した発表イベントで、Android向け新ロック/ホーム画面「Facebook Home」と、Facebook Homeをプリインストールした台湾HTC製スマートフォン「HTC First」を発表した。

 Homeは12日にAndroid端末向けにGoogle Playで提供開始。HTC Firstは米国で米AT&Tが12日に独占発売する。HTC Firstの価格は2年契約付きで99.99ドル。

 マーク・ザッカーバーグCEOは、米comScoreの調査結果を引いてモバイルでのFacebook利用の多さを紹介し、「われわれはすべての人のすべての端末のための最高の体験を作りたい」と語った。そのために“アプリではなく、人”を中心に据えたユーザーインタフェースとしてFacebook Homeを開発したという。

 home 1 デモを始めるマーク・ザッカーバーグCEO

 ザッカーバーグ氏は、Homeは(うわさされたような)新OSでもAndroid OSのフォークでもなく、Android OSに統合されたユーザーインタフェースの基盤だと説明した。

 home 9 Facebook Homeの概念図

 HomeがどのバージョンのAndroid、どのモデルの端末で利用できるのかは明らかにしていないが、公式ブログにはHTC One X、HTC One X+、Samsung GALAXY S III、Samsung GALAXY Note II、HTC One、Samsung GALAXY S4で使えるとある。なお、Homeは数カ月中にタブレットにも対応する見込み。

ロック/ホーム画面「Facebook Home」

 Facebook Homeは、HTC SenseのようなAndroid OSのいわゆるスキン。OSに統合され、独自のユーザーインタフェースを提供する。端末を立ち上げると表示されるロック画面およびホーム画面に代わる「Cover Feed」やいつでもチャットを開始できる「Chat heads」、独自の通知機能などで構成されている。Homeでは、スワイプ、タップ、プレスでほとんどの操作が可能だ。

Cover Feed(カバーフィード)

 端末を立ち上げると表示される「Cover Feed」は、画面全体に友達の投稿した写真が表示され、画面下部中央に自分のプロフィール画像のボタンがある。このボタンをタップすると、アプリやメッセンジャーなどへのリンクボタンが表示される。

 Home画面を左右にスワイプすると、友達の投稿を閲覧でき、画面上をダブルタップすることで「いいね!」したり、コメント入力ができる。

 home 2 Cover Feedのロック画面(左)、ボタンをタップするとアプリなどへのリンクボタンが表示される(右)

Chat head(チャットヘッド)

 ユーザーが何をしていても、誰かからメッセージが届くと画面の端に相手の顔アイコン「Chat head」が表示される。アイコンをタップすれば会話を始められるし、操作を中断したくなければアイコンを削除してしまうことも可能だ。

 顔アイコンをタップすることで複数の相手と並行してチャットできる。

 home 3 Instagram利用中に表示されたChat head(左)、Chat headをタップするとチャットを開始できる(右)

お知らせ、アプリロンチャー

 友達からのニュースフィードへの投稿やメールの着信などがあると、Home画面に相手の顔アイコンとアクティビティの概要が表示される。タップすれば詳細を表示でき、後で見ようと思えばスワイプして消せる。

 アプリを起動するには、自分の顔アイコンをタップしてアプリロンチャーを開く。アプリロンチャーには好きなアプリを追加できる。

 home 3.5 Notifications(左)、アプリロンチャー(右)

HTC First

 発表イベントにはHTCのピーター・チョウCEOと米AT&T Mobilityのラルフ・デ・ラ・ベガCEOも登壇し、Facebook HomeをプリインストールしたAndroid 4.1搭載スマートフォン、HTC Firstを紹介した。

 home 4 HTC Firstを紹介するピーター・チョウCEO

 ザッカーバーグ氏は、数カ月のうちに欧州の一部でも提供を開始すると語ったが、日本で発売されるかどうかはまだ不明だ。

 home 5
「HTC First」の主な仕様
機種名 HTC First
OS Android 4.1(コードネーム:Jelly Bean)
ディスプレイ 4.3インチsuper LCD(1280×720、341ppi)
CPU Qualcomm MSM8930AA(1.4GHzデュアルコア)
RAM 1Gバイト
ストレージ 16Gバイト
メインカメラ 500万画素
インカメラ 160万画素
サイズ 126×65.02×8.89ミリ
重さ 123.9グラム
バッテリー容量 2000mAh
ネットワーク UMTS/HSPA/HSPA+、GSM/GPRS/EDGE、LTE

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年07月21日 更新
  1. ダイソーで330円の「人感・明暗センサーLEDバーライト(Type-C)」が意外と便利 1人暮らしの帰宅時や非常灯に便利  (2026年07月18日)
  2. なぜ「060」携帯番号は18カ月あっても延期になったのか? それでも「慌てる必要はない」現状 (2026年07月20日)
  3. 専用充電器はもう不要? 中韓スマホから国内勢まで巻き込む「USB PPS」急速充電の新常識 (2026年07月14日)
  4. 「Pixel 11」は何が変わる? メモリ減少で100ドル前後の値上げも? 出そろったうわさを整理する (2026年07月19日)
  5. JR東日本「分かりにくい」新幹線券売機を改善へ なぜ、スマホではなく「駅での最短1分購入」を実現? (2026年07月04日)
  6. 携帯番号に「060」が採用されるワケ 「電話番号とは何か」を歴史とともに振り返る (2024年10月09日)
  7. ショップとAIで差別化を図る「ドコモの銀行」――住信SBIネット銀行ユーザーからは戸惑いも (2026年07月19日)
  8. ミドルハイレンジモデルにも水冷搭載 nubiaから「Neo 5 GT Special Edition」登場 (2026年07月19日)
  9. 最大13日間バッテリー持続、丸型デザインの「CMF Watch 3 Pro」がAmazonで販売中 1万3800円 (2026年07月18日)
  10. “特典終了”が続く「d払い」「dポイント」のお得さはどう変わるのか これからは「dカード」の利用が得策? (2026年07月17日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー