ユビキタスエンターテインメントは5月14日、2013年5月下旬に出荷開始予定としていた独自OS搭載手書きデバイス「enchantMOON」の出荷を延期すると発表した。
出荷延期の理由は高精度タッチパネルの調達が遅延し、組み立て工程が想定より遅れたためという。初回ロットの1000台については、2013年6月中旬から6月下旬に出荷を開始する予定としている。
enchantMOONは、同社が「紙を再発明した」とうたうタッチ+デジタイザーペンで操作できるデジタル手書き入力デバイス。ディスプレイのサイズは8型で解像度は768×1024ドット。CPUはAllWinner A10(1.2GHz)、メモリは1Gバイト(DDR3)、ストレージは16Gバイトを搭載する。通信機能はIEEE802.11b/g/nの無線LAN標準装備し、重量は約699グラム。
本製品はすでに第2ロットまで完売しており、第3ロットの予約受付は「第2ロットまでの出荷開始の目処が立った段階で開始する」(同社)という。
「enchantMOON」初回ロット1000台完売──第2ロットは6月中旬以降
それは紙の再発明――「enchantMOON」製品説明会
開発には樋口真嗣氏、東浩紀氏、安倍吉俊氏が参加:UEI、手書きメモに特化した独自OSの8型タブレット「enchantMOON」Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.