ドコモdマーケットを統括する熱い男――NTTドコモ/阿佐美弘恭スマートライフビジネス本部長:石川温のスマホ業界新聞(2/2 ページ)

» 2013年09月06日 12時00分 公開
[石川温]
「石川温のスマホ業界新聞」
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NTTドコモのサービスとiPhoneは「相容れない」ものなのか

 8月にブルームバーグがNTTドコモ・坪内和人副社長に行ったインタビューのなかで、坪内氏が、ドコモとアップルのビジネスモデルが同じであり「共存できない。棲み分けができない限り無理」と語っていた。

 確かに、いまのドコモはdマーケットでの動画や音楽、アニメストアなどのコンテンツ配信を強化し、11月にはdocomo IDをオープン化させようとしている。マルチデバイス、マルチネットワークを年明けにかけて加速する予定だ。

 しかし、KDDIを見れば、iPhone上でも「うたパス」や「ビデオパス」などのコンテンツサービスを提供しており、共存は可能なように思える。

 では、実際、コンテンツを担当する阿佐美さんはiPhoneとの「共存」をどのように考えているのか。先日、直撃したところ「(iPhone関連の話は)ノーコメントってことになっている」としながらも「Google Playと同じスタンスとして考えればよいのではないか」と語った。

 NTTドコモとしては、これからdocomo IDをサービスの中心に置こうとしており、マルチデバイス展開して行くには認証機能は不可欠だ。しかし、Androidでサービスを展開するには、Googleアカウントがつきまとう(それを回避するためのTizen導入でもあるのだが)。

 仮にドコモがiPhoneを導入した場合、dマーケットとAppstoreなどが競合するが、それはいまのGooglePlayの存在と変わらないというわけだ。

 dマーケットでWebベースで提供されているサービスは、すでにiOS上でも利用できる。「スゴ得コンテンツ」のコンテンツもiPhoneで利用できるものも多いようだし、iPhone上にショートカットもおける。

 坪内社長は「共存できない」と語るが、阿佐美さんの話を聞く限り、決してそんなことはなさそうだ。

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