ケータイでは長電話をするので、ケータイの料金プランは30秒の通話料が安いものを選びます。
すると以下の通りになります。
項目 | LTEスマホ会社(機種名) | NTTドコモ | au | ソフトバンクモバイル(iPhone 5) | イー・モバイル(STREAM X) | ウィルコム |
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契約プラン | 料金プラン名 | タイプXiにねん | LTEプラン | ホワイトプラン(i) | LTE電話プラン(にねん) | ウィルコムプランLite |
インターネット接続名 | spモード | LTE NET | S! ベーシックパック(i) | データ定額5 | ウィルコムプランLite | |
パケット定額サービス名 | Xiパケ・ホーダイ ライト | LTEフラット | パケットし放題フラット for 4G LTE | データ定額5+LTEスマホ割 | ウィルコムプランLite | |
料金内訳 | 基本使用料 | 780円 | 980円 | 980円 | 980円 | 980円 |
無料通話分 | なし | なし | なし | なし | なし | |
30秒あたりの通話料 | 21円 | 21円 | 21円 | 18.9円 | 21円 | |
インターネット接続料 | 315円 | 315円 | 315円 | なし | 315円 | |
パケット定額サービス | 4935円 | 5985円 | 5460円 | 2900円 | 2980円/1980円(6カ月) | |
合計 | 合計 | 月6030円 | 月7280円 | 月6755円 | 月3880円 | 月4275円/3275円(6カ月) |
項目 | フィーチャーフォン会社(アダプター名) | NTTドコモ | au | ソフトバンクモバイル | ウィルコム(だれとでも定額パス) |
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契約プラン | 料金プラン名 | タイプLLバリュー+ファミ割MAX50など | プランLLシンプル+誰でも割 | ブループラン・バリュー LLプランバリュー+家族割引MAX50など | パス専用プラン |
インターネット接続名 | iモード | EZ WIN | S!ベーシックパック | なし | |
パケット定額サービス名 | パケ・ホーダイ ダブル | ダブル定額スーパーライト | パケットし放題S | なし | |
割引サービス名 | なし | なし | なし | だれとでも定額 | |
料金内訳 | 基本使用料 | 6825円 | 7035円 | 6720円 | 490円 |
無料通話分 | -1万1550円 | -1万2600円 | -1万1550円 | なし | |
30秒あたりの通話料 | 7.875円 | 7.875円 | 7.35円 | 21円(1回10分超過後) | |
インターネット接続料 | 315円 | 315円 | 315円 | なし | |
パケット定額サービス | 390〜4410円 | 390〜4410円 | 390〜4410円 | なし | |
割引サービス料 | 0円 | 0円 | 0円 | 980円 | |
合計 | 合計 | 月7530円〜 | 月7740円〜 | 月7425円〜 | 月1470円〜 |
ケータイは基本使用料が高いプランになりました。ソフトバンクモバイルでは、長電話をする人は「ブループラン・バリュー LLプランバリュー」+「家族割引MAX50」+「パケットし放題S」を選んだ、と想定しています。
2台契約した場合の最安パターンは、ドコモのLTEスマホ+ウィルコムの「だれとでも定額パス」です(イー・モバイル、ウィルコムのスマホとの組み合わせは外す。どちらのスマホにも通話定額が追加できるため)。2台持ちで計7500円〜です。
もしケータイ(フィーチャーフォン)※と2台持ちをした場合は、イー・モバイル+ソフトバンクモバイルで計1万2285円〜。料金は高いものの、無料通話分が大きく、月に700〜800分ほどの無料通話が可能です。スマホは毎月の割引(月々サポート/毎月割/月月割/月額割引/W-VALUE割引)があるので、イー・モバイルのSTREAM Xなら月1750円が割り引かれます。購入したスマホにもよりますが、ケータイと2台持ちでも1万円前後で使えそうです。
※本連載の「ケータイ」はフィーチャーフォンのことを指します
さらにケータイを「パケット定額なし」にするという方法があります。ケータイでネットを見ない、アプリや各種サービスを使わない、メールを見なくても構わない――というのであれば、ケータイのインターネット接続サービス(iモード、EZweb、S!ベーシックパック)とパケット定額サービスを解約してしまいましょう。毎月315円+390円〜が減額されます(おサイフケータイのデータなど、解約しても問題ないか確認してください)。
これで誰でも毎月1万円もあれば2台持ちができそうです
しかし、問題は長電話をしたときです。
では、LTEスマホ+ケータイ(基本使用料が発生する料金プランのみ契約)で長電話をした場合の料金を検証してみましょう。ケータイには無料通話分がありますが、「同じケータイ会社同士が無料」というサービスはありません。一方、ウィルコムの「だれとでも定額パス」は、無料通話分がありませんが、他社とも1回10分、月500回までの通話は無料です。
今回も他社との通話を想定して1日連続60分、月1800分という長電話をしたと想定します。ウィルコムの「だれとでも定額パス」は最初の10分を無料として月1500分で計算します。
各社の無料通話分は以下の通りです。
月額料金は以下のようになりました。
項目 | LTEスマホ会社(機種名) | NTTドコモ | au | ソフトバンクモバイル(iPhone 5) | イー・モバイル(STREAM X) | ウィルコム |
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契約プラン | 料金プラン名 | タイプXiにねん | LTEプラン | ホワイトプラン(i) | LTE電話プラン(にねん) | ウィルコムプランLite |
インターネット接続名 | spモード | LTE NET | S! ベーシックパック(i) | データ定額5 | ウィルコムプランLite | |
パケット定額サービス名 | Xiパケ・ホーダイ ライト | LTEフラット | パケットし放題フラット for 4G LTE | データ定額5+LTEスマホ割 | ウィルコムプランLite | |
合計 | 合計 | 月6030円 | 月7280円 | 月6755円 | 月3880円 | 月4275円/3275円(6カ月) |
項目 | フィーチャーフォン会社(アダプター名) | NTTドコモ | au | ソフトバンクモバイル | ウィルコム(だれとでも定額パス) |
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契約プラン | 料金プラン名 | タイプLLバリュー+ファミ割MAX50など | プランLLシンプル+誰でも割 | ブループラン・バリュー LLプランバリュー+家族割引MAX50など | パス専用プラン |
割引サービス名 | なし | なし | なし | だれとでも定額 | |
料金内訳 | 基本使用料 | 6825円 | 7035円 | 6720円 | 490円 |
無料通話分 | -1万1550円 | -1万2600円 | -1万1550円 | なし | |
30秒あたりの通話料 | 7.875円 | 7.875円 | 7.35円 | 21円(1回10分超過後) | |
割引サービス料 | 0円 | 0円 | 0円 | 980円 | |
1日60分×30日の通話料 | 2万8350円 | 2万8350円 | 2万6460円 | 6万3000円 | |
合計 | 合計 | 月2万3625円 | 月2万2785円 | 月2万1630円 | 月6万3490円 |
各社のケータイ料金の合計金額は2万円を超えたとはいえ、無料通話分のおかげでかなり抑えられています。先ほど比較した「LTEスマホ1台持ちで他社と長電話した場合」と比べても、スマホをそのまま使うより、スマホとケータイで2台持ちして、使い分けたほうが安いのです。長電話をする人に、30秒当たりの通話料と無料通話分がいかに重要かが分かります。
一番安いケータイはソフトバンク。30秒あたりの通話料が安いので、毎月ドコモ、auよりも1000〜2000円安くなります。この場合は通信量制限が1Gバイトでもよければ、ウィルコムのLTEスマホと、ソフトバンクのケータイという組み合わせが2台持ちには良さそうです。
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