「ドコモプレミアクラブ」の改定内容を変更、2014年4月実施は変わらず“ドコモ一筋”ユーザーに朗報

» 2013年10月03日 18時14分 公開
[村上万純,ITmedia]

 NTTドコモは10月3日、同社のユーザー向け会員サービス「ドコモプレミアクラブ」と「ドコモビジネスプレミアクラブ」のサービス改定を一部見直すと発表した。同社は2013年6月26日に同サービスの内容を改定すると発表したが、その内容をさらに変更する。ドコモによると「長期契約者からの要望に応える形での変更」だという。

 見直す対象は、「ポイントプログラム」と「会員優待サービス」だ。

 ポイントプログラムでドコモポイント付与率を決めるステージを判断する条件が、これまでは指定サービスへの加入状況と契約期間の2つだったが、契約期間のみに変更された。指定サービスとして、スマートフォンユーザーは「あんしんパック」または「おすすめパック」で同時にMyインフォメールの受信登録が必要だった。また、ドコモケータイでは「ケータイ補償お届けサービス」あるいは「iコンシェル」への加入と、Myインフォメール受信登録が必須となっていた。

 全7段階にするとしていたステージは、「ベーシックステージ」がなくなり、全6段階となる。それに伴い、各ステージの必要契約期間とドコモポイント付与率も変更する。契約期間は、「3rdステージ」が5年以上から8年以上、「2ndステージ」が2年以上から5年以上、「1stステージ」が2年未満から5年未満へ延長される。

photo 「ポイントプログラム」の変更内容

 ポイント付与は、利用金額1000円につき、「グランドプレミアステージ」が50ポイントから25ポイント、「プレミアステージ」が40ポイントから20ポイント、3rdステージが30ポイントから15ポイント、2ndステージが20ポイントから10ポイント、1stステージが10ポイントから5ポイントへそれぞれ減少する。その代わり、DCMXカードを契約すると、グランドプレミア/プレミア/3rdステージの場合は20ポイントが、2nd/1stステージの場合は5ポイントがそれぞれ付与される。ただし、2015年4月以降の請求分は、どのステージでも付与されるのは5ポイントになる。さらに、6月発表の改定でステージを決める条件となっていた指定サービスに加入すると、どのステージでも5ポイントが付与される。

 会員優待サービスであるクーポンサービスの配布対象ステージも変更する。6月発表の変更では、1stステージ以上の会員向けに現行のクーポンに加えて全国の映画館、遊園地、スポーツジムなどを特別優待価格で利用できるクーポンを提供するとしたが、この拡充分はプレミアステージ以上のみの特典となる。3rdステージ以下は、現行のクーポンのみ引き続き利用できる。

photo ドコモクーポン変更前
photo ドコモクーポン変更後

法人向け「ドコモビジネスプレミアクラブ」の改定内容も変更

 同じく、法人向けのドコモビジネスプレミアクラブの改定内容も変更する。ドコモプレミアクラブと同じくステージを決める条件を契約期間のみにし、契約期間やドコモポイント付与率も同様に変更した。1st〜グランドプレミアステージなら、ビジネスmoperaあんしんマネージャーかケータイ補償お届けサービス、さらに、ご利用料金管理サービスかMyインフォメール受信登録をすると、5ポイントが付与される。

photo 「ドコモビジネスプレミアクラブ」の変更内容

 ドコモは、今後もドコモプレミアクラブ向けのキャンペーンやポイントプログラムの特典強化に取り組んでいくという。

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