米Facebook傘下のInstagramは3月11日(現地時間)、Android版Instagramをアップデートしたと発表した。
このアップデートでは高速化に重点を置き、アプリのファイルサイズを半分にし、デザインを変更することによって、例えばプロフィール画面の表示速度を従来の2倍にしたという。筆者の端末の「アプリ情報」では、従来のファイルサイズは25.45Mバイトで、アップデート後は17.22Mバイトになった。
新機能の追加はないが、ユーザーインタフェースは少し変わった。画像のキャプチャー画面のキャプチャーボタンが大きくなってメニュー類が画面下部にまとまり、編集画面でもメニューは下部に移動している。
これらのデザイン変更は、画面の小さい低価格端末でもInstagramが使いやすいようにするのが目的だという。これにより、新興国市場でのユーザー拡大が見込まれるだろう。Instagramの親会社であるFacebookは昨年8月、現在インターネット環境を持たない世界中の50億人をネットにつなげることを目標とする世界的な共同体「Internet.org」を立ち上げている。
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