Instagramが4月3日(日本時間の4月4日未明)、写真の撮影・加工と共有が可能なサービス「Instagram」のAndroidアプリの配信を開始した。Google Playから無料でダウンロードできる。対応するのはAndroid 2.2以降を搭載した機種。
Instagramは、スクエアフォーマットの写真が撮影できるほか、撮影済みの写真を選択してトリミングし、さまざまな効果やフィルターを付加して投稿できるサービス。投稿した写真はInstagram内だけでなくTwitterやFacebookなどでも共有できるほか、同時にFoursquareへのチェックイン、Flickrへのアップロードなどにも対応しており、iOS版の登録ユーザーはすでに3000万人以上いる。
2010年10月にサービスを開始したが、当初はiOS向けのアプリのみが提供されており、他のプラットフォームではサービスの閲覧のみが可能だった。新たにAndroid向けに提供されるアプリは、iOS版とよく似たユーザーインタフェースを持つ。フィルターはiOS版と同じNormal、Amaro、Rise、Hudson、Sierra、X-Pro、Lo-Fi、Earlybird、Sutro、Toaster、Brannan、Inkwell、Walden、Hefe、Valencia、Nashville、1977、Kelvinが利用可能。撮影した写真をトリミングしてフィルターを加工し,投稿するプロセスはiOS版とほぼ同じだが、写真を撮影して直接投稿するプロセスはAndroid OSに合わせてあり、別途カメラを起動して写真を撮影し、その後トリミングすることになる。
共有先はFacebook、Twitter、Tumblr、Foursquareのみとなっている。mixiやFlickrなどへの投稿は現在サポートされておらず、今後のアップデートで対応する予定だ。



InstagramのAndroidアプリでも、フォロー中のユーザーの写真が確認できるタイムライン、人気の写真が一覧表示できるポピュラー、アクティビティを把握できるニュース、設定などで画面が構成されている


写真を投稿するプロセスは2種類。撮影済みの写真を加工して使用する場合はフォトギャラリーから写真を選べばいい。その場で撮影する場合はカメラを選び、カメラを起動して写真を撮ってから、Instagramアプリで正方形にトリミングする。投稿先は現時点ではTwitter、Facebook、Tumblr、Foursquareに対応する
「撮る」「見る」「共有する」を1本に――Instagramで手軽に始めるスクエアフォーマット
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