うっかり大事なデータを消してしまったり、端末を水没させてしまったり…。そんな不慮の事態に備えて、日頃からデータのバックアップを取っておくことはスマホユーザーの嗜みと言っても過言ではない。iPhoneの場合、iTunesへの同期をするわけだが、面倒くさくて、全然していないという人も少なくないはず。では、どれくらいの頻度で同期を行っているのか、20〜30代の男女224人にアンケート調査を行った。(協力:ファスト・アスク)
同期の仕方がわからないのか単におっくうなのか、「同期したことがない」と回答した人がトップに。しかもその数は25%近くとかなりの数ということが判明した。
では、どのようなタイミングで同期しようと思うのか尋ねたところ、56.5%の「気が向いたとき」を筆頭に、「なくしてはいけない大事なデータを保存したい時」(37.6%)、「OSのアップデートをする前」(32.4%)、「習慣になっている」(13.5%)、「機種変更をする前」(10.6%)と続いた。
ちなみに「データをバックアップしておらず困った経験がある」人の割合は41.8%にも及ぶ。目立ったのは「アップデートしたときに今までに撮った写真が消えた」(23歳、男性)、「同期していたつもりの音楽データの情報がなくなってしまった」(38歳、男性)などの写真・動画・音声データに関することが多い。また、「大切にしていたゲームのデータが消えた」(25歳、女性)など、時間をかけて作り上げたアプリのゲームデータが消えてショックを受ける例も少なくなかった。
さらに、バックアップできておらず「機種変更した時に電話帳が消え、手打ちで入れた」(26歳、女性)、「連絡先が消えてみんなにアドレスをもらう羽目になった」(29歳、女性)など連絡先情報が消えて、自力で復元するのに苦戦した人も。
大事なデータを失ってからでは遅い。一度トライすると意外と簡単にできるので、まめに同期しておくことをおすすめしたい。
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