「通信速度制限」約半数が経験アリ:R25スマホ情報局

» 2015年01月05日 14時30分 公開
[R25スマホ情報局]
R25スマホ情報局

 データ通信量の“上限”が月々5GBまたは7GBに規制されている4G LTE対応のスマホ。それを超えると月末まで「通信速度制限」がかかるため、ウェブページ閲覧やメール送受信などの通信スピードが格段に遅くなる(注1)。年々スマホ利用者は増加の一途をたどり、都市部を中心に回線が混み合っていることから、仕方のない対応ではあるが、ユーザーからは不評の声も。しかし、通信速度制限がかかるまでスマホを使っている人は、果たしてどれくらいいるのだろうか? 20〜30代の男女280人にアンケートを取ってみた(協力:ファストアスク)。

 まず、各キャリアが規定する通信量をオーバーし、通信速度を制限されたことがあるかたずねたところ、「ある」と回答した人は49.6%と、なんと約半数にものぼった。では一体何が引き金となり、通信速度が制限されたのだろうか。予想される原因を挙げてもらった。

通信速度制限の原因TOP5

(※原因となったと考えられる上位2つを回答)

  • 1位 動画視聴(68.3%)
  • 2位 ウェブページ閲覧(33.8%)
  • 3位 テザリング(30.9%)
  • 4位 アプリダウンロード(16.5%)
  • 5位 地図アプリの利用(4.3%)

 圧倒的に多いのが通信データ量の多い動画視聴。たとえばソフトバンクは公式ページで「7GB」のパケット通信量で動画を試聴する場合、1カ月に「およそ33時間」、1日あたりの平均は「およそ1.1時間」としている。つまり毎日4G LTE回線で動画を1時間以上見ていると、ちょうど月末に速度制限にかかる計算だ。

 この通信速度制限は月末まで続くが、月内に解除したい場合は、追加料金(注2)を払う必要がある。大手3キャリアではいずれも2500円(税抜)を支払えば、2GBまでの通信が通常の通信速度で行えるようになる。実際に「払ったことがある」と答えた人は、制限経験者の50.4%と、半数を超えていることが明らかになった。

 では、通信速度が制限されないよう、普段からみんなはどのようなことを心がけているのだろうか。

できるだけWi-Fiを利用する

  • 「公衆Wi-Fiがあるところでは、極力Wi-Fiで接続する」(27歳・男性)
  • 「スマホを自動的にWi-Fiに接続するような設定にしている」(35歳・女性)
  • 「アプリのダウンロードやアップデートは自宅のWi-Fiで済ませる」(25歳・男性)
  • 「使わない時はデータ通信を切る」(28歳・男性)

自宅ではPCを使う

  • 「スマホは外出時にしか利用せず、家にいるときはパソコンを使う」(29歳・女性)
  • 「容量の大きい動画はパソコンで見る」(29歳・男性)

こまめに使用状況をチェックする

  • 「利用しすぎていると感じた時は、端末で使用状況、使用量を確認する」(36歳・男性)
  • 「残データ量をネットで確認しながら利用する」(30歳・女性)

 など、できる範囲でスマホの利用を控えたり、通信データ量が大きいコンテンツはPCで見たり…と皆それぞれ対策をしていることがわかる。「6GBまで使った時は、動画を一切見ないようにする」(26歳・男性)のように、7GBを超えないギリギリの線をキープしながらスマホを使う人も。

 スマホならではの“サクサク”感がなくなり、不便さ・不自由さを感じる速度制限。引っかかってしまわないよう、今日できることから対策を講じてみてはいかがだろうか。(池田園子)

注1:利用月のデータ通信量が合計7GB(キャリアによっては5GBなど)を超えた場合、その時点から月末まで、通信速度が最大128kbps程度に規制される。速度の目安は1MB程度のウェブページを開くのに1〜2分かかるくらい。
注2:ソフトバンクは「通常速度に戻すお申し込み」、ドコモは「128kbps通信解除」、KDDIは「エクストラオプション」との名称でサービスを提供している。

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