iPhoneのホーム画面を活用しよう（応用編）：脱初心者！スマホの使いこなし講座 第6回（2/2 ページ）

[杉本純，ITmedia]

いくつかウィジェットをご紹介！

　「通知画面に何を入れたら良いか分からない」という方のために、いくつかオススメウィジェットをご紹介しましょう。あくまで筆者の個人的好みによるものなので悪しからず。特に表記のないものは全て無料アプリです。

お天気系

• 「アメミル」：指定した場所の雨量を表示
• 「Yahoo!地図」：現在地の雨雲レーダーを表示

上：アメミル、下：Yahoo!地図

交通系

• 「乗換NAVITIME」：検索した乗り換えルートをウィジェットで確認
• 「Yahoo!乗換案内」：最寄り駅を登録しておくと次の電車の発車時刻を表示。自宅や職場までのクイック検索も。

上：乗換NAVITIME、中段＆下：Yahoo!乗換案内

ニュース系

• 「Yahoo! JAPAN」：Yahoo!JAPANのトップニュースを表示
• 「スマートニュース」：スマートニュースのトップニュースを表示

上：Yahoo!JAPAN、下：スマートニュース

仕事効率化

• 「Evernote」：Evernoteにワンタップで新規ノートを作成。直近に閲覧したノートのリストも
• 「Wunderlist」：今日が期限のタスクを表示

上：Evernote、下：Wunderlist

活動記録系

• 「Argus」：その日の歩数計を表示
• 「aTimeLogger2」（360円）：時間管理アプリ。ウィジェットから直接行動を記録
• 「Moment」：iPhone／iPadをどの程度使っているか計測してくれるアプリ。その日の利用時間を表示

上：Argus、中：aTimeLogger2、下：Moment

ツール系

• 「Launcher」：通知センターから1タップでよく使うアプリを起動
• 「DataMan Next」（240円）：携帯回線のデータ通信残量を表示
• 「Vidgets」：メモリ使用量や気圧計、アプリランチャーなど高度にカスタマイズ可能

上：Launcher、中段：DataMan Next、下：Vidgets

　この他にも沢山のアプリが便利なウィジェットを提供しています。いろいろ試して、皆さんのニーズにあった通知センターにカスタマイズしてみて下さい。

ロック画面からの情報漏えいに気をつけよう！

　大変便利な通知センターですが、注意点もあります。デフォルトの設定では「ロック画面からもアクセスできてしまう」という点です。パスコードを入力（または指紋認証）することなく情報にアクセスできるのは便利な反面、予期せぬ情報漏えいに繋がる可能性もあります。

　「今日」と「通知」はそれぞれ個別にロック画面での表示／非表示を設定することができます。「設定」アプリを開き、「（Touch IDと）パスコード」の中にある、「今日」と「通知の表示」を確認しましょう。

ロックスクリーンで何を利用可能にするかは「設定」アプリで変更できる

　なお「メッセージで返信」は、Apple純正の「メッセージ」アプリにのみ適用される設定で、こちらをオフにすると受信したメッセージに対しロック画面で直接返信することが不可能になります（ロック解除を求められる）。また「通知」に関しては、前出の通りアプリ単位でロック画面での表示・非表示を設定することができます。通知センターから漏えいする可能性のある情報は多技に渡るので、問題が起きる前に設定を見直しておきましょう。

　大変便利な通知センターですが、利便性とセキュリティは表裏一体。ロック画面でもアクセスできる事を意識しつつ、カスタマイズに挑戦してみてください！