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» 2016年02月10日 06時00分 公開

一目ぼれは正解だったか:Windows 10スマホ「NuAns NEO」をXperiaマニアが買って使ってみた (2/4)

[君国泰将,ITmedia]

Windows 10 Mobileを活用するのに十分なスペック

 そうは言いながらも気になるスペックですが、プロセッサにミドルクラスのMSM8952ことSnapdragon 617(Cortex-A53×8コア/1.5GHz)を採用し、メモリは2GB、ストレージは16GBを搭載しています。Windows 10 Mobile搭載スマホとしてはミドルクラスのスペックで、同OSを操作するには十分な性能です。microSDXC(最大128GB)スロットも内蔵し、対応カードで高速な読み書きが可能な「UHS-I」規格にも準拠しています。

 しかも、接続端子には今後の普及が見込まれるUSB Type-C(USB 2.0)が備わっていたりと、これから対応アクセサリーが増えることも期待できます。付属品には1本、ちゃんとNuAnsロゴの入った「USB Type-C/USB Type-A変換ケーブル」が含まれているので、ちょっと得した気分になれます。

インタフェース インタフェースは、USB Type-Cを採用しています。今まさに続々と対応機器がでてきているので拡張する楽しみもあります

国内主要バンド対応のSIMロックフリースマホ

 NuAns NEOはSIMロックフリーのスマホです。LTEの対応バイトはBand 1、3、8、9、19、28(最大150Mbps)と幅広く、つながりやすいNTTドコモの800MHz帯(Band 19)とソフトバンクの900MHz帯(Band 8)に対応しています。国内主要バンド対応により、SIMロックフリースマホにありがちな「電波を拾わなくて通信できない」と涙目になることも少なそうです。3GはBand 1、6、8、9、19(42Mbps/5.76Mbps)に対応します。

 本体となるCOREの背面にあるSIMスロットは、microSIMサイズですが、最初からnanoSIM用のアダプターも付属しています。So-netのSIMを装着して設定しようかと思いましたが、もうほとんどのAPN(Access Point Name)設定があらかじめ入っていて、プルダウンメニューから選ぶだけであっさりと設定が済みました。

 パッケージを開けたときからなのですが、NuAns NEOは国内仕様ということもあってか、至るところに気遣いがあって、海外端末とはまるで違うその親切さに、むしろそこまでしなくてもいいのに……と心配してしまうほとです。

 Wi-Fiも5GHzに対応して、IEEE802.11acも利用できます。当然Bluetooth(Ver.4.1)も使えます。おまけにNFC(Type A/B/F対応)が搭載されていて、格納したICカードに隣接してNFCアンテナがあり、対応アプリを利用してICカードの残高情報などを取得することもできます。NFCの搭載はとてもうれしいのですが、連携するステキアプリがまだ登場していないので、誰かに作っていただきたいものです。

 ちなみに内蔵センサー類も、3軸加速度、3軸ジャイロ、3軸地磁気、近接、環境光、ホール(FLIPカバーの開閉に連動したスリープ機能を実現する磁気センサー)と一通りそろっています。

SIMスロット 本体内にあるSIMカードスロットとmicroSDXCメモリーカードスロット。SIMカードスロットは、microSIMサイズですが、nanoSIMアダプターが最初から付いています

5型ディスプレイの解像度は低めだが視認性良好

 ディスプレイは5型サイズで解像度は1280×720ピクセルです。サイズはともかく、もう少し解像度が高かったらと思いました。ただ、使い出すとWindows 10 MobileのUIのシンプルさもあってか、まるで気になりません。アプリを利用したり、写真を閲覧したりしても、表示は十分キレイに見えます。

 ディスプレイの表面は、強化ガラスに防指紋コーティングがされていて、そのツヤっぷりがかなり美しいです。いつもなら迷わず保護シートを貼る自分が、「このまま使ってもいいんじゃないか」と思い、今はまだ素のままで使っています。

ディスプレイ 5型HDディスプレイ、強化ガラスに防指紋コーティングを採用。前面に24ミリ広角レンズと500万画素の裏面照射型CMOSセンサーのインカメラを搭載しています

 メインカメラは1300万画素の裏面照射型CMOSセンサーに、明るさF2.0、35ミリフィルム換算で28ミリ相当の広角レンズを備えています。インカメラは500万画素の裏面照射型CMOSセンサーに、明るさF2.4、24ミリ広角レンズを内蔵しています。

 本体サイズは約74.2(幅)×141(高さ)×11.3(奥行き)ミリ、重量は約150グラム。デザイン重視のボディーですが、薄型軽量を最優先しているわけではなく、カバーの取り付けやICカードの格納を想定したラウンド形状を採用しているため、厚みはそれなりにあります。ただ、曲線的な形状は持ったときに手になじみ、厚さがマイナスにはなっていません。

 バッテリーは着脱できない構造で、3350mAhと容量に余裕があります。公称スペックでの連続通話時間は960分以上、連続待ち受け時間は400時間以上とされています。Qualcommの急速充電技術「QuickCharge 2.0」に対応しているので、対応充電器を使うことで高速充電も可能です(USB Type-C変換が必要)。その場合、1時間で80%程度まで充電できます。

上面 ラウンドフォルムが特徴的なボディー。カバーを外した状態です。上面にインタフェース類はありません
下面 下面に見えるのは、USB Type-C、ステレオミニのヘッドフォン端子、スピーカー、そしてストラップホールです。キレイに並んでいいます
左側面 左側面にインタフェース類はありません
右側面 右側面に音量調整ボタンと電源ボタンがあります

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