これで失敗しない! モバイルバッテリーの賢い選び方

» 2016年10月25日 06時00分 公開
[村上万純,ITmedia]

 スマートフォンを使う上でいつも悩みの種になるのが、“バッテリー持ち”の問題です。最近のスマホはバッテリーの大容量化や省エネ機能の搭載などが目立ちますが、ゲームをしたり動画を見たりするとあっという間にバッテリー残量はなくなります。

 そんなときに持っておくと安心なのが、外出中にスマホを充電できるモバイルバッテリーです。自分に合った1台を見つけるために、購入時にチェックするポイントをまとめました。

モバイルバッテリー 容量11300mAhのサムスン電子製モバイルバッテリー

まずは、自分のスマホについて調べよう

バッテリー容量はどれくらいか

 いきなりモバイルバッテリーを探す前に、まずは自分のスマホ(やタブレット)について調べましょう。バッテリー容量が何mAh(ミリアンペアアワー)なのかで、どの容量のモバイルバッテリーを選ぶかも変わってきます。当然、この数字が大きい方が、駆動時間を延ばす上で有利です。

 ここで注意すべきなのは、「モバイルバッテリーの容量=充電可能な容量ではない」ということ。充電する際に電圧の変換ロスが生じるため、「バッテリー容量5000mAhのスマホに容量5000mAhのモバイルバッテリーを使っても100%満充電はできない」のです。

 製品によって変換ロスに差がある点にも注意が必要です。変換ロスを考慮した実際に充電できる容量は、一般的な製品で公称値の60〜70%くらいが目安になるでしょう(1万mAhの製品で、充電できる容量は6000〜7000mAhくらい)。

 例えば、充電容量が6000mAhのモバイルバッテリーだと、iPhone 7(内蔵バッテリー容量1960mAh)を3回は充電できることになります。スマホによって内蔵バッテリー容量は異なりますが、通勤や通学など毎日1回くらいの充電用なら3000〜5000mAh、出張や旅行で何度か充電するなら1万mAh以上のモバイルバッテリーが候補になるでしょう。

接続端子は何か

 ケーブルをつなぐ接続端子の確認も忘れないようにしましょう。Android端末ならMicro USBコネクター、iPhoneならLightningコネクター(iPhone 5以降)やDockコネクター(iPhone 4Sまで)などに接続します。

 本体とケーブルが別々になったモバイルバッテリーなら、別途ケーブルを用意して交換することで、さまざまな種類のコネクターに対応できます。しかし、本体とケーブルが一体化したモバイルバッテリーなら、各端子に対応したものを選ぶ必要があります。

接続端子 接続端子を確認しよう

モバイルバッテリーのココをチェック

急速充電が便利

 電源出力によって、充電時間や充電可能な機器が異なります。タブレットを充電する場合は、5V/2.1A以上の出力の機器を選びましょう。最近は急速充電に対応したスマホも増えましたが、それを利用するには1.5〜2Aの高出力なモバイルバッテリーが必要です。充電時間を短縮できる便利な機能なので、電源出力もしっかりチェックしましょう。また、スマホとタブレットを同時に充電したい場合は、USBポート数も重要です。例えば、スマホとタブレットを同時に充電したいなら、USBポートが2つで、出力が合計5V/3.1A以上のモバイルバッテリーを選びましょう。

アンカー 急速充電に対応する容量1万mAhの「Anker PowerCore Speed 10000 QC」(関連記事はこちら)

サイズや重さ、付属品も確認しよう

 毎日外に持ち運ぶことを考えると、大きさや重さも重要です。容量が大きくなればなるほど、モバイルバッテリーのボディーも大きく重くなります。また、新製品は同じバッテリー容量でも薄型化や軽量化が進んでいるものが多いので要注目です。公式情報だけでは実感がわかないという人は、量販店などで実物を手にとってみるといいでしょう。

 付属品の有無も確認しておきましょう。ケーブルが付属していれば追加で用意する必要がなくなりますし、キャリングポーチが付いていると、持ち運びに便利です。

 誰もがなるべく安く容量の大きいモバイルバッテリーを求めると思いますが、同じ価格帯と容量でも製品によって差があるので、ネット通販サイトの情報なども参考にしましょう。

サイズさまざま 容量によってサイズはさまざま

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年10月25日 更新
  1. 「iPhone Duo」はLINEもポケモンGOも“黒い”余白だらけ? 日本の定番アプリは未対応が多く (2026年10月23日)
  2. 「Androidのマイナンバーカード」がスタートするもフル機能対応機種が少ない件 ポイントは「StrongBox」という仕組み (2026年10月24日)
  3. きょう発売の「iPhone Duo」、Apple 表参道でゲットしてきた 早速開封レポート (2026年10月23日)
  4. iPhone Duoを使って痛感した「Face ID」のありがたさ 充電スタンドに置いたまま通知が見られない不便さに苦しむ (2026年10月24日)
  5. ダイソーで1100円の「USB Type-C to HDMIケーブル」でスマホの画面をテレビに映すとどうなる? 対応機種なら試してみる価値あり (2026年10月24日)
  6. 進化した「Siri AI」で感じた、iPhoneの操作を一変させる実力 「AI出遅れ」の汚名返上なるか (2026年10月24日)
  7. モバイルSuicaの新決済「teppay」を早速試した 店員への伝え方や決済音は? スムーズに決済できる? (2026年10月22日)
  8. 「iPhone Duo」を試して分かった9つの疑問と本音 36万円超の折りたたみスマホは「買い」か? (2026年10月21日)
  9. ダイソーで330円の「人感・明暗センサーLEDバーライト(Type-C)」が意外と便利 1人暮らしの帰宅時や非常灯に便利  (2026年07月18日)
  10. デジタル庁が「Androidのマイナンバーカード」対応機種を公表 属性証明機能を使える機種は限定的 (2026年10月19日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー