iPhoneのバッテリーを持たせるためにチェックしたい5つの項目

» 2017年03月18日 06時00分 公開
[ITmedia]

 スマートフォンを持ち歩いていて困るのは、バッテリーがなくなること。いかに便利なスマートフォンでも「あれ、やけに静かだな」なんて気付いた時には既に遅し。再びACアダプターやモバイルバッテリーで充電してあげるまでただの重しにしかなりません。

 愛用のスマホを重しにしないためにも、無駄にバッテリーを消費してしまう設定は見直しましょう。ここではiPhoneで説明していきますが、スマートフォン全般に当てはまることなので設定を見てみてください。

愛用のスマホを重しにしないためにできること

画面を無駄に明るくしない

 初めに見るべき鉄板の設定です。ディスプレイが明るいとそれだけバッテリー消費量も多くなります。晴れの日の屋外では周りが明るいのでディスプレイを明るくするのも仕方ありませんが、そうではない屋内などでは適宜明るさを調節しましょう。普段は「明るさの自動調節」をオンにしておいてもいいですが、バッテリー残量が心もとなくなってきたら最小まで下げるというのもいいでしょう。

(不要なら)BluetoothやGPSをオフにしておく

 これらの設定を切るかは悩ましいところです。確かに、これらは待機中に電力を消費しなくもないですが、iPhone 7でしたらイヤフォンジャックがないために無線でイヤフォンを接続したいならBluetoothは必須ですし、GPSは機種を限らず、地図の位置情報を取るのにこれがなくては始まりません。自分の使い方と照らし合わせてみてください。

再起動してみる

 これは「原因は分からないけれどなぜかバッテリー消費が早い」などの時に有効かもしれない手段です。スマートフォンやPC一般にいえる話ですが、何か端末の挙動がおかしい時にはまず再起動をしてみるというのがトラブルシューティングの鉄則です。

低電力モードを使用する

 iPhoneには「低電力モード」というメール取得、アプリのバックグラウンド更新、自動ダウンロード、ビジュアルエフェクト機能をオフにするモードがあります。これらの機能を一時的に切ってもいい時には低電力モードにすることでバッテリー消費量の削減が期待できます。Androidスマートフォンでも「バッテリーセーバー」という類似機能があります。

テザリング付いてない?(Androidスマートフォンの場合)

 スマホの便利な使い方の1つが「テザリング」です。外出中にPCや携帯ゲーム機などをネットにつなげるには近くのWi-Fiスポットにつなぐという方法もありますが、回線速度や信頼性の問題から自分のスマホの回線にぶら下げてしまうのが安心です。

 テザリングはスマホに接続するPCなどの通信もさばくことになるため、バッテリー消費もかなり早くなります。テザリング使用中はその自覚もあるのでいいですが、たまに使った後もテザリングを切るのを忘れてしまって、ポケットの中で端末が熱くなってから気付くことも。テザリングを放っておくとあっという間にバッテリーがなくなってしまうこともあるので、使った後は必ずオフにすることを心掛けましょう。

 しかし、実はiPhoneではこの問題は起きません。iPhoneの場合には90秒以上他の端末からの接続がないと自動でテザリングをオフにする機能があります。このおかげでテザリング付けっぱなしということは基本ないのですが、逆にユーザーの意図しない時に接続が切れてしまうこともあり、なかなか一長一短ですね。

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