ITmedia Mobile編集部で発掘された、思い出のケータイを振り返る連載。今回紹介するのは、NTTドコモの三菱電機製「D902i」です。
三菱のFOMAケータイといえばスライドボディー。D902iでは、iモード端末として初めて、240×400ピクセル(2.8型)という縦長のディスプレイを採用しました。大画面を生かし、アドレス帳やカレンダーを参照しながらメールを検索したり、動画を全画面再生したりできます。
押すと端末がスライドして開く「ワンプッシュオープンボタン」や、メール返信・通話応答などの機能をスライドオープン動作と連携させた「スライド連動機能」も搭載しています。アウトカメラはオートフォーカス機構を備えた200万画素スーパーCCDハニカム(記録画素数400万画素)で、レンズカバーの開閉がカメラのオン/オフと連携しています。
902iからの共通機能として、最大5人でのグループ通話が可能な「プッシュトーク」にも対応していました(2010年9月にサービス終了)。プッシュトークといえば、発表会で「電話男」が登場した寸劇も話題を集めました。
ビビッドなカラー「プレミアムイエロー」も印象的で、後継の「D905i」にも同系色が採用されました。
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