音楽を2000曲保存OK! 日本初のHDD搭載ケータイ「W41T」(懐かしのケータイ)

» 2018年01月14日 10時00分 公開
[ITmedia]

 思い出のケータイを振り返る連載。今回紹介するのは、au(KDDI・沖縄セルラー電話)の東芝(現・富士通モバイルコミュニケーションズ)製ケータイ「WIN W41T」です。

「W41T」(閉じた正面)
「W41T」(開いた正面) 「WIN W41T」

 W41Tは、日本で初めてハードディスク(HDD)を搭載したケータイとして登場した、折り畳み型のCDMA 1X WIN端末です。

 内部ストレージとは別に4GBのHDDを内蔵していて、約2000曲という大量の楽曲ファイルを保存することができました。当時のケータイで対応していた外部メモリの最大容量は、1GB程度まで機種が多く、その大容量さのインパクトは絶大でした。

「W41T」(閉じた背面)
キー回り

 HDDのうち512MBは写真やムービー、電話帳データなどの保存にも使え、PCと接続してデータのバックアップなどにも利用できました。

 本体背面には静電パッドキーを搭載していて、閉じたままでも音楽再生の操作が行えました。この他、ステレオスピーカーの搭載や、48種類の組み合わせが選べるサウンド設定など、多数の音楽機能が盛り込まれていたことから「MUSIC-HDD」の通称が付けられていました。

左側面
右側面

(機材協力:携帯市場)

「W41T」の主な仕様

  • 発売日:2006年2月9日
  • キャリア:au
  • メーカー:東芝
  • サイズ:約50(幅)×106(高さ)×28(奥行き)mm
  • 重量:約157g
  • メインディスプレイ:2.4型(240×320ピクセル)TFT液晶 26万2144色
  • サブディスプレイ:ホワイトバックライト付きワイドモノクロ液晶(160×33ピクセル)
  • アウトカメラ:有効約323万画素CCD
  • ボディーカラー:フィーチャーグリーン、ビートブラック、アンビエントホワイト

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