“ライカ品質”の差はどれだけある? Huawei「Mate 10 Pro」と「Mate 10 lite」で撮り比べ荻窪圭の携帯カメラでこう遊べ(2/4 ページ)

» 2018年01月28日 06時00分 公開
[荻窪圭ITmedia]

室内や夜の撮影でMate 10 Proの底力が出る

 続いて室内の写真。ちょっと暗めの室内である。木の実のアイスを乗せたクルミドケーキドアイス。

HUAWEI Mate 10 Pro Mate 10 Pro
HUAWEI Mate 10 Pro Mate 10 lite

 これも拡大して見てみよう。

HUAWEI Mate 10 Pro 上がPro、下がlite

 一目瞭然すぎ。Proの写真は文句なし。liteの方はISO感度が上がったため、ざらつきが出ている上にシャッタースピードも遅めで手ブレしている。手ブレしないように撮れよ、といわれたらそれまでだが、レンズがF2.2と暗く、光学式手ブレ補正を搭載していない点を強調してみたってことでご容赦を。

 ついでにいえば、ホワイトバランスの合わせ方も違う。

HUAWEI Mate 10 Pro Mate 10 Pro
HUAWEI Mate 10 Pro Mate 10 lite

 Proの方が白いお皿が白く出ている。liteはやや室内の照明に引っ張られやすい傾向がある。上の例だとProの方が明るくおいしそうだが、シチュエーションによってはProの方がおいしそうに撮れることがあるので一概にはいえないかな。

 例えばこうなることもあるのだ。色の差が分かればいいので、ここは比較サムネイルで。

HUAWEI Mate 10 Pro 左がPro、右がlite.

 Proの方がリアルな色だけど、liteの方が赤みがかかっていてシャドー部も持ち上がっていておいしそうに感じる。なかなかカメラの画作りは難しいのである。ちなみに、Proの方はAIさんが働いて料理だと認識されていました。AIは改善の余地があるかも。

HUAWEI Mate 10 Pro これを撮ったときの画面。料理ならもうちょっと明るくおいしそうに撮れてほしかった

 続いて夜の写真。きれいな夜景というよりは「夜」の写真なのでけっこう暗い。

HUAWEI Mate 10 Pro Mate 10 Pro
HUAWEI Mate 10 Pro Mate 10 lite
HUAWEI Mate 10 Pro 上がPro、下がlite

 暗い場所になるとカメラの基本性能の差が出る。

結論:明るいレンズ、手ブレ補正、ちょっと大きめのセンサーってことで暗所ではMate 10 Proの圧勝

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2024年03月29日 更新
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