思い出のケータイを振り返る連載。今回紹介するのは、au(KDDI・沖縄セルラー電話)の富士通モバイルコミュニケーションズ製スマートフォン「ARROWS ef FJL21」です。
2012年に発売されたFJL21は、ハイスペックな防水モデルながら、幅62mmと持ちやすいコンパクトさを確保したAndroidスマホです。
同年9月に発売となった「iPhone 5」と同時に提供開始となったau 4G LTEに対応したARROWS初の端末で、下り最大75Mbpsの高速通信が可能でした。通信機能としてはWi-Fiテザリングも可能で、Wi-Fi機器は最大8台まで接続することができました。
ワンセグ、赤外線通信、おサイフケータイ(FeliCa)といった日本市場向けの機能もバッチリ搭載。また、決済サービスにも対応したNFC機能をARROWSシリーズで初めて搭載した製品でもありました。
また、センサー部分を押して画面をON、そのまま指を滑らせるとロック画面を解除できる「スマート指紋センサー」や、通話相手の声がはっきり聞こえる「スーパーはっきりボイス4」などなど、富士通端末お馴染みの機能も豊富に備えていました。
コンパクトなボディにさまざまな機能を凝縮――「ARROWS ef FJL21」
写真で解説する「ARROWS ef FJL21」
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