コンパクトなボディにさまざまな機能を凝縮――「ARROWS ef FJL21」4G LTE対応

» 2012年10月17日 12時10分 公開
[園部修,ITmedia]

 富士通モバイルコミュニケーションズ製のAndroidスマートフォン「ARROWS ef FJL21」は、ARROWSシリーズのハイスペックを、幅62ミリのコンパクトなボディに凝縮したモデルだ。

PhotoPhoto ARROWS ef FJL21は、パステル調の明るいカラーリングが特徴。カラーは左からSoft blue、Solid black、Pink gold

 4.3インチのHD(720×1280ピクセル)TFT液晶ディスプレイを搭載したボディは、幅62ミリ、厚さ10.7ミリと小ぶりで小さな手にも違和感なく収まるサイズ。それでいて、IPX5/8等級の防水性能とIP5Xの防塵性能を持ち、水回りや雨の中でも安心して利用できる。ボディの表面には塗装がはがれにくく指紋が付きにくい「ウルトラタフガードplus」を採用しており、カバンなどに入れて持ち歩いても安心だ。

 搭載する1.5GHzのデュアルコアプロセッサー、Snapdragon S4 MSM8960は特別高性能というわけではないものの、使いやすさにこだわったチューニングが施されている。有効約810万画素のCMOSカメラは約0.5秒で起動し、最短撮影間隔0.5秒で連続撮影ができる。有効約120万画素のインカメラも用意し、自分撮りにも強い。

 ARROWSシリーズではおなじみのスマート指紋センサーを搭載しており、指紋を登録しておけばボディの背面のセンサー部分に指を滑らせるだけでロックの解除などができる。また必要に応じて連絡先や発着信履歴、写真などを非表示にできる「プライバシーモード」を備え、適宜指紋センサーでモードが切り替えられる。またヒューマンセントリックエンジンにより、手に持っていることを端末が検知して意図しない画面の消灯を防ぐ「持ってる間ON」をサポート。Webサイトの記事を読んでいる間に操作をしなくても画面が消えないようにできる。

 通信は下り最大75Mbpsの4G LTEと下り最大9.3MbpsのWIN HIGH SPEEDに対応。バッテリーは1800mAhと、最近のAndroidスマートフォンと比べると若干少なめだが、節電機能「NX!エコ」により、十分な駆動時間を確保している。

 ワンセグ、赤外線通信、おサイフケータイ(FeliCa)に加え、NFCもサポートしており、データ交換やNFCを利用した決済などにも将来的には対応可能。簡易留守録や番号指定着信拒否のような、ケータイの定番機能も用意している。

「ARROWS ef FJL21」」の主な仕様
機種名 ARROWS ef FJL21
OS Android 4.0
CPU Qualcomm Snapdragon S4 MSM8960(1.5GHzデュアルコア)
サイズ(幅×高さ×厚さ) 約62×127×10.7ミリ
重さ 約139グラム
連続通話時間 約520分
連続待受時間 LTE:約410時間、3G:約490時間
バッテリー容量 1800mAh
アウトカメラ 有効約810万画素CMOS(AF/手ブレ補正対応)
インカメラ 有効約120万画素CMOS
メモリ ROM:8Gバイト、RAM:1Gバイト
外部メモリ microSDXC(別売/最大64Gバイト)
ディスプレイ 約4.3インチHD(720×1280ピクセル)TFT液晶
ボディカラー Soft blue、Solid black、Pink gold
外部インタフェース microUSB
主なサービス・機能 4G LTE(下り75Mbps/上り25Mbps)、WIN HIGH SPEED(下り9.2Mbps/上り5.5Mbps)、GLOBAL PASSPORT(CDMA/GSM/GPRS/UMTS)、無線LAN(IEEE802.11a/b/g/n)、Wi-Fiテザリング(8台)、GPS、Bluetooth(4.0)、FeliCa、赤外線通信、ワンセグ、DLNA、防水(IPX5/8)、防塵(IP5X)、Eメール(〜@ezweb.ne.jp)、SMS(Cメール)、緊急速報メール、災害用伝言板、災害時音声お届けサービス、ほか
発売日 11月2日

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