防水(あるいは防汗)に対応するBluetoothイヤフォンは、スポーツでの利用にも適している。ネックバンド型なら、ドライバーが外れて紛失するといったリスクがほぼないので、ランニングの“お供”としても安心だ。
ただ、防水イヤフォン自体は珍しいものではない。選ぶ際は「耳へのフィット感」「ドライバーの外れにくさ」など、プラスアルファの要素をよくチェックしたい。
JBL(ハーマン)の「UA SPORT WIRELESS FLEX」は、スポーツウェアで知られるUNDER ARMOUR(アンダーアーマー)とコラボレーションしたスポーツイヤフォン。スポーツでの利用を意識していることもあり、ネックバンドのフィッティングが調整可能で、イヤチップも「スタビライザー付き」と「スタビライザーなし」から選べる。直販価格は1万6070円だ。
ネックバンドには白色LEDが搭載されている。これは夜間のランニング時に“存在”を知らせるためのもので、安全面にも抜かりはない。本体はIPX5等級の防水仕様となっている。
ただし、対応するコーデックは「SBC」のみとなる。
パイオニア(オンキヨー&パイオニアイノベーションズ)の「SE-E7BT」は、特許技術の「3D Active Fit」構造を採用することで、激しい動きでも外れにくいことが大きな特徴。直販価格は9158円と、スポーツ利用を想定したBluetoothイヤフォンとしては手頃な価格となっている。
3D Active Fit構造は、ハンガーとインナー部にボールジョイントを組み込んだもの。ハンガーに取り付けるイヤーフックは、好みに応じてセキュアイヤーフィンに取り換えることもできる。
手頃な価格ではあるが、コーデックは「SBC」「AAC」「aptX」の3種類に対応。IPX4等級の防滴性能も有している。連続再生時間は約7.5時間だ。
パナソニックの「RP-BTS55」は、耳掛け(フック)部分がフレキシブルとなっていて、耳に固定しやすいことが特徴。直販価格は1万670円だ。
左右のドライバーをつなぐケーブル部分にはアジャスターがあり、簡単に長さを調整できる。ドライバー部分には青色のLEDが付いており、周囲からの視認性も高めている。
スポーツユースに備え、本体はIPX5等級の防水性能を有している。対応コーデックは「SBC」と「AAC」で、連続再生時間は最大6時間となる。
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