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» 2019年01月18日 18時20分 公開

荻窪圭のiPhoneカメラ講座:ちっちゃくても高画質! コンパクトなスタビライザー付きカメラ「Osmo Pocket」を試す (1/3)

ドローンやスタビライザー(ジンバル)で知られるDJIから、ちっちゃいスタビライザー付きカメラが出た。どんなふうにして楽しめるのか、まずは試してみるのである。

[荻窪圭,ITmedia]
Osmo Pocket 細くて小さくてかわいい「Osmo Pocket」。カメラ部のデザインもなんか愛らしい

 手で握れる4Kビデオカメラ……って書くと何がなんだかって感じだけれど、小さくてかわいくて握りやすくて走り回ってもブレなくて画質も上々なビデオカメラの誕生である。

 ドローンやスマホ用スタビライザー(「Osmo Mobile」など)で知られる中国DJIから登場した「Osmo Pocket」だ。

 とにかく小さくてよく撮れる。

 電源を入れると、初期化のためカメラがクニクニと動くところがまたいいのである。

Osmo Pocketは自由だ!

 Osmo Pocketは見ての通り、カメラ部が自在に動くスタビライザー一体型カメラ。3軸のスタビライザーでカメラユニットを保持しているのが特徴。カメラ部はすごく小さい。

Osmo Pocket カメラ部分はすごく小さい

 カメラ部は小さいけれど、1/2.3型のセンサー(一般的なコンパクトデジタルカメラと同じ)を搭載。ズームは“なし”で画角はだいたい35mm版換算で26mm相当。「iPhone X」系のアウトカメラよりちょっと広いくらい。

 これを「GoPro」などのアクションカメラ(アクションカム)と考えると、あっちは超広角レンズが主流なので、画角的にはちょっと狭い。

 広角過ぎないので自然な画角を楽しめるが、アクションカムや記録映像用と思うと、アバウトに撮っても広い範囲を捉えていてほしいって感じはする。

 カメラセンサーは1200万画素。スマホカメラの連載でいつも使う定点写真(ガスタンク)だとこんな感じに写る。

ガスタンク Osmo Pocketで撮ったガスタンク(1/3200秒、F2.0、ISO100)

 静止画の画質はスマホのカメラと同等と思っていい感じ。

 で、これが面白いのは「単体」でも「スマホをガチャッと装着して」も使えること。

 まずは単体で遊んでみよう。

 片手で握れるサイズのボディーながら、背面に1型の小さなモニターをちゃんと持っている。だから、それを見ながら撮れるし、小さいけれど構図の確認くらいならできてしまうのだ。

1型モニター 背面に1インチのモニターがある

 試しに撮りながら階段を駆け下りてみた動画がこちら。

 うん。不自然さは全くないし、臨場感のある絵を簡単に撮れる。これは楽しい、というか楽しすぎ。

 絵はブレないしけっこうキレイだし。

 ちなみにクオリティは1080p(フルHD:1920×1080ピクセル)の30フレーム/秒。

 こうやって遊びながら撮ってたら、いつもモデルをしてくれる彼女(普通の女子大生です)が興味津々の目で見るので、セルフィーモードにして渡してみた。

 本体には2つのボタンが並んでいるのだが、左が撮影ボタン。右のボタンは長押しで電源、電源オン時は押すたびに静止画と動画が切り替わり、ダブルタップするとカメラが中央に戻り、トリプルタップでセルフィー(自撮り)モードになる。

 セルフィーモードすると、カメラが自分がを向いてくれる。

 この時点から、フェイストラッキングがオンになっていて、常に顔が入るようにカメラが動きつつ追いかけてくれる。細かいことは気にしなくていいのだ。

セルフィーモード セルフィーモードにすると、フェイストラッキングが自動でオンになる

 で、録画の仕方を彼女に教えて、「適当に自撮り動画を撮りながら遊んでおいで」といったら、そのまま行方不明に。

 しばらくして戻ってくると撮りながら動き回るのがよほど楽しかったらしく目をキラキラさせながら「これ、欲しい!」というではないか。

 で、撮ってきた動画や動画を見ると、確かに、実に楽しそうなのである。

自撮り時の静止画 自撮り時の静止画

 こいつの値段(直販価格で税込4万4900円)を伝えたら、「それなら買えるかも」って感じで真剣に悩んでいたのであった。

 ちなみに、夜の撮影もなかなかきれい。

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