レビュー
» 2019年02月01日 06時00分 公開

新小型スマホ「AQUOS R2 compact」レビュー 片手操作やダブルノッチは快適? (1/3)

シャープの「AQUOS R2 compact」は、現行モデルでは貴重な小型スマホ。しかもスペックも妥協しておらず、ハイエンドプロセッサを搭載する。一方で、使い込むほど不満点も浮かび上がった。

[島徹,ITmedia]

 根強いファンの多いコンパクトスマホとして、シャープが「AQUOS R2 compact」を投入。現在はソフトバンク向けモデルとして販売中だが、SIMロックフリーモデルの展開も検討されている。

AQUOS R2 compactAQUOS R2 compact シャープ製のコンパクトハイエンド「AQUOS R2 compact」(写真=左)。カラーはスモーキーグリーン、ディープホワイト、ピュアブラックの3色(写真=右)

 コンパクトスマホは、片手持ちやすくSNSなどの文字入力が楽なスマホが欲しい人から、電話やメール、グループウェアに素早く対応したいビジネスパーソンまで、幅広いユーザーにオススメできる。そんなAQUOS R2 compactの使い勝手やハイエンドならではの実力を見ていこう。

AQUOS R2 compact iPhone SEや5sのサイズと比較。iPhone SEはディスプレイが4型で幅58.6mmに対し、AQUOS R2 compactはディスプレイが5.2型で幅は64mmだ。AQUOSは横に丸みを帯びた握りやすい形状なので、実際に持つと数値よりは小さく感じる

片手で使いやすい形状に、ダブルノッチのIGZO液晶を搭載

 まずはAQUOS R2 compactのコンパクトさと、ハイエンドといえる全体のスペックを駆け足で見ていこう。

 ディスプレイは5.2型のフルHD+(1080×2280ピクセル)で、上下ノッチ付きの液晶だ。縦長にすることで小型ながら広い面積を確保した。発色も液晶としては鮮やかで、屋外でも見やすい。HDRムービーの再生にも対応する。また、パネルにはシャープ製の倍速120Hz駆動に対応したハイスピードIGZOを採用しており、アプリによってはこの機能をオンにすることで、より滑らかな画面スクロールが可能になる。

AQUOS R2 compact 5.2型のフルHD+(1080×2280ピクセル)ディスプレイを搭載。液晶パネルの一部を透明化することで、上部のインカメラと、下部の指紋認証センサー周りを避けて画面の面積を広げている

 本体サイズは64(幅)×131(高さ)×9.3(奥行き)mm。今どきのハイエンドスマホの横幅は70mm前後かそれ以上が大半で両手持ちが前提のなか、AQUOS R2 compactは片手持ちかつ親指だけでの文字入力がかなり楽なサイズとなっている。また、重量135gとハイエンドスマホとしてはかなり軽量だ。同様のコンセプトである「Xperia XZ2 Compact」の168gは見た目の割に重たいが、AQUOS R2 compactはポケットなどに入れても持ち歩きやすい。

AQUOS R2 compact 横幅64mmとかなりコンパクトだ。片手で持って、親指だけで楽に文字入力できる

 カメラは2260万画素、インカメラは800万画素。プロセッサには最新ハイエンドのSnapdragon 845を搭載しメモリは4GBだ。ストレージは64GBでmicroSDXCも利用できる。バッテリー容量は2500mAhだ。

 この他、指紋認証センサー、顔認証、おサイフケータイ、IPX5/IPX8の防水、IP6Xの防塵(じん)に対応。イヤフォンジャックも搭載する。やや気になるのは、内蔵スピーカーがモノラルなのと、フルセグとワンセグに対応していないことぐらいだ。コンパクトサイズに、最新ハイエンドスマホが持つもほぼ全ての機能を搭載したモデルといっていい。

AQUOS R2 compact 右側面に電源キーとボリュームキーを搭載。厚さは9.3mmだ。側面はメタルフレームで、色付きの背面パネルは樹脂製となっている
AQUOS R2 compact 本体上部にイヤフォンジャックを搭載。イヤフォンで気軽に曲を楽しめる
AQUOS R2 compact 底面にはUSB Type-C端子とモノラルスピーカーを搭載。急速充電はUSB PDのみに対応する

【訂正:2019年2月1日13時40分 初出時に「モノラル端子」と説明していた箇所は、正しくは「モノラルスピーカー」です。おわびして訂正致します。】

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