モバイル決済では、クレジットカードをひも付けて決済をするサービスが多いが、「そもそもクレジットカードを持っていない」「(端末紛失時などに)不正利用されるリスクが怖い」「使いすぎを抑えたい」などの理由で、クレジットカードを使えない(使いたくない)という人も多いだろう。
そこで今回は、クレジットカード以外の手段でチャージや支払いが可能なサービスを紹介する。
最近キャンペーン等で盛りあがっているコード決済は、登録した銀行口座からチャージや支払いができるサービスが多い。代表的なところでは、「PayPay」「LINE Pay」「Origami Pay」が銀行口座の連携に対応している。2月13日にiOSでサービスが始まったばかりの「メルペイ」も、メルカリの売上金の他に、銀行口座からチャージをしたお金で支払いができる。
ドコモの「d払い」は、携帯電話料金の合算払いに対応している。都度チャージする仕組みではないが、クレジットカードがなくても使える。
「モバイルSuica」や「Apple Pay」のSuicaは、券売機やコンビニエンスストアなどで現金でのチャージが可能。JR東日本とみずほ銀行が共同開発した「Mizuho Suica」は、みずほ銀行の口座からチャージする方法しか決済手段がない、みずほユーザーのためのサービスだ。
「楽天Edy」「nanaco」「WAON」も、店頭や専用チャージャーでの現金チャージに対応している。LINE Pay、楽天Edy、nanaco、Suicaは、セブン銀行ATMからのチャージも可能だ。
銀行口座からチャージした分を使う仕組みだと、都度チャージする手間はあるが、クレジットカードのように「気付いたら多額の決済をしていた」という使いすぎ防止に役立つ。ただし、登録できる銀行はサービスによって異なるので注意したい。
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