スマホを持たない7割のシニア層へ ドコモと富士通が語る「らくらくスマホ」戦略(2/2 ページ)

» 2019年03月06日 19時58分 公開
[金子麟太郎ITmedia]
前のページへ 1|2       

ドコモは「お得な料金プラン」と「乗り換えやすい仕組み作り」に注力

 富士通に続き、ドコモ川口氏もドコモのシニア層に向けた取り組みを紹介した。

らくらくスマートフォン me F-01L NTTドコモ 営業本部 マーケティング部 マーケティング戦略部門の川口達哉氏

 若い世代はスマートフォンの所有率が高い一方、シニア層はフィーチャーフォン(ケータイ)ユーザーが多いことを改めて指摘。ケータイからスマートフォンへの移行をためらうのは、以下の理由が多いとのこと。

  • ケータイの操作方法に慣れている
  • スマートフォンの端末代金や通信料金が高そう
  • 利用シーンやメリットが分からない
らくらくスマートフォン me F-01L ドコモはシニア層に向けて、スマートフォンに買い換えない理由を調査

 ドコモは、こうした機種変更への壁を払拭(ふっしょく)すべく、料金と操作性についての取り組みを強化してきた。

 料金面では、対象端末を購入することで、月額料金からずっと1500円割り引く料金プラン「docomo with」を2017年から提供している。F-01Lはこのdocomo withに対応している。

 操作性については、全国約2400店舗のドコモショップで、参加費無料の事前予約制を取り入れた講座「ドコモスマホ教室」を開催してきた。具体的にはスマートフォンの使い方を分かりやすく教えてくれる。実際の機種を使いながら“スマホのプロ”と呼ばれる専任講師が優しくレクチャーしてくれるので初心者にも好評だという。

らくらくスマートフォン me F-01L 今後は端末と既存サービスの連携を強化する狙い

 今後は、スマートフォンへの乗り換えを検討する人だけでなく、スマートフォンの初心者や既に使っている人なども対象にした「60歳からのスマホプログラム」を提供する。

 同プログラムの対象年齢は60歳以上で、以下の3つの特典を受けられる。

  • 毎日の歩数と体重の記録がdポイントになる「dヘルスケア(月額500円)」
  • レジャー施設などで特典が受けられる「dエンジョイパス(月額500円)」が最大13カ月間無料
  • 「らくらくコミュニティ」でプログラム特典が受け取れる(内容は近日公開予定)

 スマートフォンの便利さや楽しさを感じてもらい、スマートフォンの利用者からケータイの利用者へ“口コミ”による乗り換えを狙っていく。

前のページへ 1|2       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年02月28日 更新
  1. 「iPhoneのシェアの高いスマホ市場」に異変!? ショップ店員に聞く「Androidスマホ人気」の実情 (2026年02月27日)
  2. モバイルSuicaがいつの間にか“ゴールデン”に そして忘れられる“車窓” (2026年02月27日)
  3. 3キャリアに聞く「Galaxy S26」戦略 「月1円」のソフトバンク、3年ぶり参戦の楽天、16周年のドコモ (2026年02月27日)
  4. 5G通信とMagSafeをサポート! 片手でも持ちやすい「iPhone 12 mini(128GB)」のAmazon整備品が約3万円から (2026年02月26日)
  5. ポケモンとYahoo! JAPANが30周年コラボ LINEも特別デザインに 検索画面に“赤・緑の3匹”が登場する演出も (2026年02月27日)
  6. 楽天モバイル回線のMVNOサービス「ゼロネオモバイル」登場 月額6248円でデータ無制限、60回払いで端末実質0円 (2026年02月25日)
  7. 「eSIM」は人類にとって早すぎる? 携帯電話ショップ店員に聞いたら意外な答えが (2025年11月28日)
  8. 「Galaxy S26/S26+」発表、日本では5年ぶり「+」モデルも 新チップ搭載でカメラやAIの処理性能が向上 (2026年02月26日)
  9. 「Pixel 10a」は何が進化した? 「Pixel 9a」「Pixel 10」とスペックを比較 “aシリーズ初”の機能も (2026年02月19日)
  10. 最上位モデル「Galaxy S26 Ultra」発表 のぞき見防止ディスプレイや明るいカメラ搭載 実機を写真で解説 (2026年02月26日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2026年