日本で初披露 「Xperia 1」の実機に触れて「欲しい」と思った理由(1/2 ページ)

» 2019年04月17日 00時00分 公開
[田中聡ITmedia]

 ソニーモバイルコミュニケーションズが4月16日、報道陣向けに「Xperia 1」の体験会を開催した。Xperia 1は、日本を含む世界で2019年初夏の発売を予定しており、21:9という縦長の4K 有機ELをディスプレイ搭載したフラグシップ機だ。既に「MWC19 Barcelona」で発表されたが、日本で実機が披露されるのは初めて。短時間だったが、タッチ&トライコーナーでグローバル版の実機を触り、久しぶりに「欲しいXperiaだ」と感じた。その理由を述べたい。

Xperia 1
Xperia 1 「Xperia 1」のホワイト

理由1:21:9の縦長ディスプレイ

 ここ最近、他社も含めたフラグシックスマホは、ディスプレイのアスペクト比が18:9や19:9などが主流になりつつあるが、Xperia 1は、それよりもさらに縦に長い21:9のアスペクト比を採用した。

 ソニーモバイルは、この比率を「シネマワイド」と呼んでおり、4K HDRの有機ELと相まって、映像コンテンツにより没入して楽しめる。映像配信サービスでは「Netflix」、ゲームでは「FORTNITE」「ASPHALT9」「ARENA OF VALOR」が21:9で楽しめる。

Xperia 1 スマートフォンでは世界初(ソニーモバイル調べ)となる4K HDR有機ELディスプレイを搭載
Xperia 1 映像もゲームも迫力のワイド画面で楽しめる

 日常的に使うブラウザやSNSアプリなども、縦長になることで、1画面に表示できる情報量が増す。展示機はインターネットに接続できなかったので、実際の操作感は試せなかったが、スクロール回数が減って、より快適に情報収集できそうだ。

 マルチウィンドウを活用した2画面操作もはかどりそうだ。ソニーモバイルは、動画アプリでスポーツを見ながらSNSでつぶやく、2つのショッピングアプリで価格を比較する、英語の記事を読みながらサイトで単語を調べる、といった利用シーンを例に挙げる。

Xperia 1 さまざまなシーンで活躍するマルチウィンドウ

 とはいえ、マルチウィンドウは、Android標準の操作法だとややハードルが高い。そこで、Xperia 1には簡単にマルチウィンドウを起動できるショートカットを用意。タップすると、マルチウィンドウで利用できるアプリ一覧が表示され、上の画面と下の画面に入れるアプリをタップするだけで、2つのアプリを同時に表示できる。

Xperia 1 専用ショートカットから、マルチウィンドウで起動するアプリを選べる
Xperia 1Xperia 1 各アプリ表示の高さは調節できる

 ちなみに、他社では当たり前のように設けている、画面上部のノッチ(切り欠き)は、Xperia 1では採用されていない。ノッチがあるとコンテンツが欠けて表示されてしまうため、没入体験を損なうと考えたのだろう。上下にはわずかに黒帯が入っているが、左右はギリギリまでフチを狭めていて、没入感は高い。これはこれで、差別化が図れているのではないだろうか。

Xperia 1
Xperia 1 狭額縁なので、静止画も没入感が高い

理由2:軽い、持ちやすい、質感良し!

 Xperia 1(グローバル版)の重量は約178g。数字だけを見ると重たそうだが、実際に手にすると「意外と軽いじゃん」というのが本音。部品の配置を工夫するなど、ボディーバランスが良いのだろう。厚さは8.2mmになり、9.9mmの「Xperia XZ3」や11.9mmの「Xperia XZ2」と比べてもスリムになった。ディスプレイは6.5型と大きいが、21:9で縦長になった分、幅は6型前後のスマホと同等の72mmに抑えられている。

Xperia 1 片手でもしっかり握れる
Xperia 1 筆者の場合だが、端まで親指が届く

 一見するとスクエアな形状だが、コーナーは丸みを帯びているので手のひらに優しく、フィット感も良好だ。パープルを触った限り、指紋がやや目立つのが難点だが、質感がよく、ガラスの一枚板のようなたたずまいは、Xperia Zシリーズをほうふつとさせる。

Xperia 1 角は丸みを帯びているので違和感なく握れる

理由3:パープルが復活

 Xperia Zシリーズのテーマカラーでもある「パープル」が復活したのも、往年のファンにはうれしいポイントだ。世界中のXperiaファンの声に応えて復活させたそうだ。かくいう筆者も「Xperia Z」「Xperia Z1」「Xperia Z2」ではパープルを使っていたので、今回の復活にテンションが上がっている。

Xperia 1
Xperia 1 Xperia Zシリーズのユーザーとしてはうれしい、パープルの復活
Xperia 1 下部にUSB Type-C端子を搭載
Xperia 1 上部
Xperia 1 指紋センサーは右側面に搭載。電源キーとは個別に分かれている
Xperia 1 左側面
       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年07月26日 更新
  1. 「0.2秒で冷却」をうたうペルチェ素子搭載の腰掛けファン Amazonで53%オフ (2026年07月24日)
  2. ドコモが「iPhone 17」シリーズや「iPhone Air」を値上げ 一部機種は残価も引き上げ、実質負担額の影響は? (2026年07月24日)
  3. JR東日本「分かりにくい」新幹線券売機を改善へ なぜ、スマホではなく「駅での最短1分購入」を実現? (2026年07月04日)
  4. 従来の健康保険証は7月31日で利用不可に 8月1日以降は「マイナ保険証」の利用を (2026年07月24日)
  5. 330円で手に入る「足元灯」「非常灯」 充電式になって利便性向上 (2026年07月25日)
  6. サムスンが「Galaxy Z Fold8」で横長折りたたみを投入する理由 AIの進化にもマッチ、“iPhone包囲網”も万全か (2026年07月25日)
  7. モトローラから新しいミドルレンジスマホ「moto g37」シリーズ登場 ソフトバンク、楽天モバイル、ドコモも取り扱い (2026年07月24日)
  8. なぜ「LINE VOOM」は嫌われたのか 保護者を悩ませた“子供たちの抜け道” (2026年07月24日)
  9. 界面活性剤とマイクロファイバーでタッチパネルをきれいに! ダイソーで220円の「スクリーンクリーナー」を試す (2026年07月25日)
  10. ダイソーで330円の「人感・明暗センサーLEDバーライト(Type-C)」が意外と便利 1人暮らしの帰宅時や非常灯に便利  (2026年07月18日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー