ここまでの試算の結果、端末購入補助が適用されているユーザーが新プランに乗り換えると、多くのケースで損になることが分かった。特に月々サポートが適用されている人は、適用が終わるまでは(一部を除き)新プランに乗り換えない方がいい。docomo withは機種変更をしなければ、ずっと1500円の割引が続くので悩ましいが、新プランが安くなる額が1500円未満だったら、乗り換えない方がいいだろう。
さて、ここまでの試算では、実は重要なことが抜け落ちている。「新プランは端末の購入補助が一切ない」という前提に基づいているが、ドコモの吉澤和弘社長は、新プラン導入後も「端末購入補助が全くないことは考えられない」と述べており、夏モデル発表のタイミングで、新たな端末購入補助の発表を示唆している。その内容によっては、新プランがさらにお得になることは間違えない。
新プランの提供開始時期は2019年6月1日からなので、まだ焦って乗り換えを決める必要はない。ただしdocomo withの新規受付は5月31日で終了するので、docomo withの方がお得と判断したら、この日までに申し込もう。新プランの予約受付は5月22日(水)にスタートするので、この付近に夏モデルが発表されるかもしれない。
以上を踏まえた「まとめ」は以下の通り。
ドコモはWebサイトに「おてがる料金シミュレーション」を公開しており、毎月のデータ容量やオプションなどを入力していくと、新プランでの支払額を試算できる。ここで試算した金額と、現在の請求額を照合して、現時点で新プランに乗り換えるべきかを判断しておくといいだろう。
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