“動画撮りっぱなし問題”の解決に シャープが「AQUOS R3」で目指すもの(3/3 ページ)

» 2019年05月09日 16時56分 公開
[田中聡ITmedia]
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パフォーマンスも向上

 プロセッサはQualcommの現時点での最上位製品である「Snapdragon 855」を搭載。CPU性能、GPU性能はもちろん、AI処理も高速化した。ストレージはAQUOS R2の64GBから128GBに倍増させた。

AQUOS R3 Snapdragon 855の採用でCPUは30%強、GPUは20%強、AI処理は約3倍高速になった

 放熱性能も進化させ、手で触れない箇所から優先的に排熱する工夫で、AQUOS R2よりも表面温度が5度低下させることに成功した。スマートフォンAQUOSでは久々となるワイヤレス充電「Qi」にも対応し、11Wの高速充電にも対応する。

AQUOS R3 放熱性能もAQUOS R2から進化させた
AQUOS R3 ワイヤレス充電「Qi」にも対応

3年連続Androidナンバーワンを目指す

 AQUOS R2は、AQUOS R比で110%超の出荷台数を記録。ミッドレンジの「AQUOS sense2」も、200万台超を出荷した「AQUOS sense」と同様に好調に売れているという。2017年に続き、2018年も国内のAndroidスマートフォン販売数で1位を記録。通信事業本部 本部長の中野吉朗氏は「3年連続1位を目指す」と意気込む。

AQUOS R3 2017年〜2018年にかけて、国内のAndroidスマートフォン出荷台数で1位を継続している

 2019年は、端末代金と通信料金を分ける「分離プラン」が主流になることで、「販売方法は、ずいぶん変わると考えている」と中野氏。従来のような端末購入補助が付けにくくなることで、AQUOS R3のようなハイエンドモデルは売りにくくなるという見方もある。それでも「お客さまにとって価値の高い端末を提供したい」(中野氏)と前を見る。

 AQUOS R3をSIMフリーで販売するかは未定だが、SIMフリー市場でシェアを上げられるかも、シャープの勢いを維持するカギを握っているといえる。

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