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» 2019年07月22日 12時43分 公開

山根康宏の海外モバイル探訪記:“玉ねぎデザイン”が斬新 深澤直人氏が手掛けた「Realme X Onion Edition」に触れる

OPPOのサブブランドとして主に新興国で展開しているRealMeブランドの「RealMe X」には、“玉ねぎモデル”が存在します。デザインは、初代INFOBARのデザイナーとしても有名な深澤直人氏が担当。背面を玉ねぎのように仕上げることで自然の優しさが感じられます。

[山根康宏,ITmedia]
Realme X Onion Edition 深澤直人氏のサインが刻まれているRealme X Onion Edition

 OPPOのサブブランドとして主に新興国で展開しているRealMeブランドのスマートフォンの最新モデル「RealMe X」は、Snapdragon 710を採用したミッド・ハイレンジモデルです。4800万画素のアウトカメラにポップアップ式のインカメラを搭載し、日本円では3万円前後で販売されています。このRealMe Xにはデザインモデルも用意されているのです。それが「玉ねぎ」をモチーフにした特別モデル「Onion Edition」です。

Realme X Onion Edition 側面からも背面の色合いが見える特別モデル

 デザインは、auの初代「INFOBAR」のデザイナーとしても有名な深澤直人氏が手掛けています。差別化しにくいスマートフォンのデザインですが、背面を玉ねぎのように仕上げることで自然の優しさが感じらるようです。玉ねぎのアイデアはフランス料理からインスパイアされたとのことですが、確かにどことなく玉ねぎの香りが漂ってきそうな雰囲気です。

Realme X Onion Edition 玉ねぎの香りが感じられる背面仕上げ

 Realmeはオンライン販売を中心に展開しているため、実機を見ることはなかなか難しいのですが、中国や香港の端末販売店ではまれに実機を仕入れて展示しているところもあります。箱から出して実機を見せてもらいましたが、手に取ってみると自然のぬくもりもどことなく感じさせてくれます。

 壁紙も玉ねぎをデザインしたものが用意されており、一般的なスマートフォンらしからぬ雰囲気を出しています。木目板を背景に端末の写真を撮影してみましたが、その木目と一体化するかのようなイメージ。RealMeといえば価格を武器にした製品ですが、この壁紙はその安さを感じさせません。

Realme X Onion Edition 壁紙も玉ねぎデザインなところにこだわりを感じられる

 なお、ポップアップ式のカメラは本体上部の中央に配置されています。他の端末は右か左にカメラ位置を寄せたものが多いのですが、こうして中央にあると、カメラを出した姿はまるで玉ねぎの頭の芯の部分が出ているように見えます。カメラを出し入れして写真も撮ろうとしたのですが、とにかく「玉ねぎ」というどこにでもある素材をスマートフォンのデザインに取り入れた斬新さに感動してしまい、その姿を撮影するのを忘れてしまいました。

Realme X Onion Edition カメラは本体上部中央。飛び出した姿の撮影を忘れてしまった

 Realme Xにはこの後「Garlic White Edition」として、にんにくをイメージしたモデルも登場するとのこと。最近の中華系スマートフォンは背面デザインに凝ったものが多く、複数の色をグラデーションをかけて塗り分けた、見る位置によって表情が変わるものが数多く出ています。

 それに対してRealme Xの玉ねぎとにんにくデザインのモデルは、「自然」「食」というテーマをスマートフォンに取り込んでいます。背面の仕上げと壁紙を変えるだけで製品のイメージも大きく変わるだなんて、スマートフォンのデザインもまだまだ無限の可能性を持っていると感じさせてくれます。

Realme X Onion Edition パッケージにも深澤直人氏のサインが入っている

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