コラム
» 2019年07月24日 06時00分 公開

スマホ子機の「ワンナンバーフォン」を紛失して困ったこと 解決策は?

筆者が2018年冬から愛用してきたスマホの子機「ワンナンバーフォン」を紛失してしまった。ワンナンバーフォンは、1つの電話番号を2台の携帯電話で共有できるデバイス。困ったのは、ワンナンバーフォンだと補償サービスを利用できないことだった。

[金子麟太郎,ITmedia]

 筆者が2018年冬から愛用してきたスマホの子機「ワンナンバーフォン ON 01」を紛失してしまった。

ワンナンバーフォン 軽くて持ちやすい、スマホの子機「ワンナンバーフォン」

 ワンナンバーフォンは、1つの電話番号を2台の携帯電話で共有できる、NTTドコモの「ワンナンバーサービス」に対応した製品。ドコモが同時に発表した「カードケータイ」並みに注目された製品で、メーカーはZTE。重さは約55gでポケットや手のひらに収まる手軽さがある一方で、小さく紛失しやすいというデメリットもある。

 そこで今回は、ワンナンバーフォンを紛失した場合、どのように対処すればよいのかを解説する。

通常の携帯電話とは扱いが異なる

 ワンナンバーフォンの購入方法は、通常の携帯電話とは異なる。ドコモオンラインショップかワンナンバーフォンを取り扱う店舗で購入できるが、契約手続きは基本的に購入者自身で行う必要がある。

 詳しい内容は、『スマホと電話番号を共有できる子機「ワンナンバーフォン」の特徴をおさらい』という記事で確認してほしい。

 また、通常の携帯電話とは扱いが異なり、ワンナンバーフォンはスマートフォンのカバーや充電器と同じくオプション品の扱いになる。

ワンナンバーフォン ドコモオンラインショップからも「ワンナンバーフォン」を購入できるが、オプション品という扱いになる

 ドコモオンラインショップでは、携帯電話製品の一覧にワンナンバーフォンの記載があるが、実はポインコなどのキャラクター製品が並ぶ、その他の一覧にも記載されている。筆者が紛失時に最も困ったのは、ワンナンバーフォンだと通常の携帯電話のように補償サービスに加入できないことだ。

 ドコモの携帯電話には、毎月330〜1000円(税別)の「ケータイ補償サービス」が用意されており、対象機種の購入日を含め、14日以内に購入店舗や電話で申告することで申し込める。水ぬれや紛失に加えて全損など、あらゆるトラブルを補償してくれる。1年に2回まで利用でき、申し込みの当日から2日以内に交換機(リフレッシュ品)が手元に届く。

ドコモ広報に聞いた解決策

 こうした補償サービスに加入できないワンナンバーフォン。水ぬれや紛失などのトラブルに遭った際、どのように解決すればよいのかをドコモ広報に聞いた。紛失を未然に防ぐ2つの方法と、紛失後の解決策を説明しよう。

ワンナンバーフォン ワンナンバーサービスをMy docomoからいったん解約できるが、端末の購入後に再度ワンナンバーサービスを申し込める

 まず、ドコモとして推奨しているのは、商品購入後すぐに端末のロック機能等の対策をすること。また、紛失時にはワンナンバーサービスを解約することで、ワンナンバーフォンでの通信を止めることができる。

 ワンナンバーフォンには、スマートフォンに保存されているアドレス帳のデータをコピーできる。これは初期設定時に行う。

 筆者としても、紛失時に大切なアドレス帳のデータを他人に見られないように、ロックを掛けることをオススメしたい。ワンナンバーフォンでは、数字4桁の暗証番号を設定できる。本体の初期設定後でも暗証番号を設定できるが、初期設定時に設定することをオススメする。

 暗証番号の設定は、アドレス帳コピーの作業が終わると、設定するかどうかを聞かれる。後は画面に表示される内容に従って進む。

ワンナンバーフォン 新しい暗証番号を設定するには、「決定キー(OK)」を押す。次の画面が表示されたら任意の数字4桁を入力する
ワンナンバーフォン 確認のため、先ほど入力した数字4桁をもう一度入力する。画面ロックのオン/オフを選択して「決定キー」を押す

 2つ目の解決策は、ストラップを通して首から下げておき、必要のないときは、胸ポケットなどにしまっておくこと。幸い、ワンナンバーフォンには、最近の携帯電話では珍しくストラップホールが設けられている。

ワンナンバーフォン ワンナンバーフォンにはストラップホールがある

 3つ目となる紛失後の解決策は、ワンナンバーフォンを購入し直すこと(税込み9720円)。スマホとの連携設定が必須なので、スマホ側では、ワンナンバーフォンアプリを一度削除(アンインストール)した後、再度インストールして設定し直す必要がある。

補償サービスが欲しいワンナンバーフォン

 紛失を未然に防ぐ方法も紹介したが、それでも完全に防ぐことはできない。いくら安い本体価格、そしてオプション品という扱いでも、あくまで通話をして、大切なアドレス帳のデータも保存する端末。それだけに、ドコモやZTEに何らかの補償サービスを用意してほしかった。

 ワンナンバーフォンをお使いの皆さんや、これから購入を検討されている人は、くれぐれも取り扱いに注意してほしい。

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