さて、長い梅雨の後、一気に酷暑になって台風が来てまた暑くなって、残るは秋を待つばかりの昨今、今回は熱中症誘発レベルのヤバい暑さの中モデルをしてくれてありがとう感が見え隠れする後編である。
前編は超広角から望遠までどこまで撮れるかを中心に対決させてみたわけだが、後編はポートレートと夜景編。例によって特定の機種にのみ搭載されているような撮影機能や動画までは手が回らなかったので、その辺は個別のレビュー記事でフォローしてください。
では人物撮影編である。
Xperia 1がトリプルカメラを搭載した記念で、背景ぼかしのポートレートで撮り比べ。なお、AQUSO R3は「背景ぼかし」モードを使ったけど、デュアルカメラでの背景ぼかしではないので、いささか不利なのはご了承あれ。
まずは各機種の画面と作例から。逆光気味の中、顔がちゃんと明るく撮れているかに注目したい。
なお、美肌機能を持つ機種はそれをオンに、美肌機能に細かなパラメータを設定できる機種はデフォルト、あるいは「中央値」を使っている。
何といっても「瞳AF」搭載がウリのXperia 1から。また背景ぼかしボタンをタップすると背景ぼかしを使える。
AQUOS R3は撮影モードの中に「ポートレート」(背景ぼかし)を持っているので、それを採用した。
Galaxyで背景をボカしたいときは「ライブフォーカス」機能を使う。グルグルボケなどボケの種類がいくつか用意されているが、今回はポピュラーなやつで。
HUAWEI P30は背景をぼかすポートレートモードで。ビューティーレベルは標準的な5に設定した。
Reno 10x Zoomではポートレートモードで背景をきれいにぼかしてくれる。このときは広角カメラでの撮影となる。
逆光という条件でだけ撮り比べるのもアレなので、もう1つポートレートを。背景ぼかしでビューティーレベルは標準的なところで。背景が低木のため、髪の毛と背景の分離が難しいシチュエーションということを頭に入れつつ見てくださいまし。
ちなみに背景ぼかしを使う場合、Galaxy S10+とXperia 1は望遠カメラ、それ以外は標準カメラでの撮影となる。どれがよいかはお好みで。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.