夏のハイエンドスマホ5機種で撮り比べ(後編) ポートレート、料理、夜景で対決荻窪圭の携帯カメラでこう遊べ(3/3 ページ)

» 2019年09月24日 07時30分 公開
[荻窪圭ITmedia]
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とても暗い夜に挑戦

 ここ数年のスマホカメラの3大トレンドといえば、デュアル/トリプルカメラによる超広角や望遠(これは前編でやった)、背景ぼかし、暗所撮影なわけである。

 夜景撮影というが、一般的な都会の夜景はイマドキの端末には明るすぎるので、夜の公園灯にほんのり照られている遊具で撮ってみた。どれもノイズをうまく消していてレベルが高い。

カメラ比較 Xperia 1。暗いところが暗くつぶれているけど、肉眼だとこんなイメージ。公園灯が当たっているとこだけ明るくなっている
カメラ比較 AQUOS R3。頑張って明るめに撮っているけど、ちょっと無理している感あり
カメラ比較 Galaxy S10+。ハイライト部とシャドー部のバランスがなかなかいい
カメラ比較 HUAWEI P30。シャドー部をかなり持ち上げて明るめに仕上げている。イマドキの夜景だ
カメラ比較 Reno 10x Zoom。コントラストが高めでシャドー部は無理しない感じ

 Xperia 1がちょっと暗いかな(まあ、肉眼的にはこんなイメージなんだが)、AQUOS R3やP30は頑張って明るめにしているなというところ。

 ではここからが本題。Galaxy S10+は「ナイト」モード、P30は「夜景」モード、Reno 10x Zoomは「夜」モードを通常の写真撮影モードとは別に持っているのだ。今、スマートフォンの夜景撮影機能が注目されているのは、これらの暗所撮影専用機能。

 専用のモードを持つ端末3台で同じ場所で撮ってみた。基本は露出を変えながら複数枚撮影して合成することで、ダイナミックレンジが広い明るい夜景を作り上げる点にある。

カメラ比較 Galaxy S10+のナイトモード。晴天下でも暗所でもHDRを効果的に使っているなという印象。明部は白トビせず、暗部はあまりつぶれずクッキリした写真になった
カメラ比較 HUAWEI P30の夜景モード。これはすごい。撮影に7秒かかったけど(でも手持ちでOK)、その分ノイズは少ないし、全体にすごく明るく撮れている。見た人がはっと驚く夜景写真だ
カメラ比較 Reno 10x Zoomの夜モード。通常のモードと比べると、暗部は明るく、公園灯などのハイライト部は抑えられているのが分かる

 まあ、撮影に数秒かかるけど(両手でしっかり持って息を止めてれば手持ちでOK)、夜景の見栄えとしてはP30が圧倒的ですな。都会の夜景を撮るとめちゃ華やかになる。

 Galaxy S10+やReno 10x Zoomも連写+合成でダイナミックレンジを広げてくれるが、仕上がりがP30ほど強烈ではない分、撮影に何秒も待たなくてよい。普通の夜景ならそれで十分過ぎるだろう。

 それにしても、スマホのカメラは、ここ数年でずいぶん暗所に強くなったものである。

で、どれがいい?

 他にもいろんなシチュエーションで撮り比べて見たのだが、トータルで一番印象がよかったのはGalaxy S10+かな。HDRをうまく使って、人物は明るめに撮れるしダイナミックレンジは広めに撮れるし、時にHDRが掛かりすぎってこともあるけど、汎用(はんよう)性は高い。

 Xperia 1はデジカメぽい写りで派手さには欠けるけど、不自然になることはなさそうで安定感がある。

 デジカメ的なXperia 1か、派手目の画作りで見栄えのする(でもたまにやりすぎる)Galaxy S10+やP30か、というのは好みかなと思う。

 Reno 10x Zoomはまだ荒削りなところがあるけど、この望遠は魅力。いずれ、P30 Proと比べてみたい。

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