フルリニューアルしたiOS 13の「写真」アプリは、「見る」「いじる」が超強力に荻窪圭のiPhoneカメラ講座(2/2 ページ)

» 2019年11月11日 07時17分 公開
[荻窪圭ITmedia]
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編集機能が超強力に パースの調整もできる

 これぞという写真を見つけたら、編集である。

 この「編集機能」が大きく変わったのだ。簡単にいえば、超本格派に進化し、操作系がまとめられ、できることが格段に増えた。

 iOS 12と比べてみよう。まずは色や明るさの調整画面。

iOS 13iOS 13 iOS 12の写真アプリ編集画面で調整を選んだところ(写真=左)。iOS 13の写真アプリ編集画面。シンプルになった(写真=右)

 iOS 12ではライト、カラー、白黒の3つの項目それぞれが別になっており、下向きの三角をタップすると細かい項目がでるという2段階の構造になっていた。

 iOS 13では「白黒」項目がなくなってライトとカラーが1つにまとめられ、「自動」をスライドすることで自動的に全体を調整、あるいはその右に並ぶ項目ごとの調整もできる。

 だから2段階ステップが不要で、画面もすっきりしたのだ。さらに白黒はなくなったものの調整項目は増えたのだ。傾きやトリミング補正はなんと、上下左右のパース(パースペクティブ:遠近感)を調整する機能がついた。これは大きなトピックだ。

iOS 13iOS 13 iOS12の写真アプリではトリミングと傾き補正だけだった(写真=左)。iOS 13の写真アプリでは上下左右のパースペクティブを調整する機能がついた(写真=右)

 90度回転させる機能の回転方向が逆になったのが謎で、はなはだ迷惑ではあるのだが、機能強化はうれしい。冒頭に挙げたiPhone 11 Proの2枚の写真も、このパース調整機能を使って斜めに撮ったものを真っすぐにしたのである。

こんな感じに垂直水平を調整できるので斜めのものも(うまくすれば)真っすぐになる

 ではiOS 13の編集機能を使って先ほどの鳥居の写真をいじってみよう。

iOS 13iOS 13 「自動」を最強にかけてみた。全体に明るく分かりやすい絵に(写真=左)。ブリリアンスを最強にして、ハイライトを−100、シャドーを+100にしてHDRっぽく(写真=右)
iOS 13 さらに温かみをちょっと下げて色を調節し、精細度を上げてエッジを強調
iOS 13 最終的に、こうなりました

 その写真の何をどう見せたいかで、どう編集すべきか変わるので、派手さに心奪われないように。

 パースペクティブいじりは街の写真で効果的。以前、iPhone XSで以前撮影した夜景写真。パースペクティブをいじって見上げる感じをなくし、くっきりめに明るく夜景を仕上げてみた。

iOS 13 豊洲駅にて、この途中で終わっているゆりかもめの高架が魅力的
iOS 13 建物を垂直に直し、ちょっと明るく分かりやすくしてみた

 まあ街灯部分など無理して不自然になっちゃった箇所もあるので、実際にはここまで極端にはしないかなという感じだけど。

 あと、看板を撮るときにもいい。まあマニアックだけど、看板とか解説板とか時刻表とかそういうのって斜めになっていると気にならない? で、谷中に古いホーローの町名看板を見つけたんだけど、この写真斜めになっちゃっている。

iOS 13 元の画像

 で、「自動」補正したらいい感じに。

iOS 13 自動補正したら傾いているのを直してくれた

 こんな感じでかなりの進化っぷりで基本的な修正なら写真アプリだけで済んじゃうようになってしまった。

 細かい機能の追加や変更点をチェックすると膨大な量になりそうなので、写真の閲覧と編集に絞ってみたんだけど、写真アプリは、写真の閲覧、整理、探索、編集、共有と全部できる秀逸なアプリなのでいろいろと探検してもらいたい。

 ただ……ここ1週間の写真を「今日」とか「昨日」とか「曜日」で表現するのはやめてほしい。せめて選べるようにしてほしい。

iOS 13 日曜日、昨日といわれてもいつだった即座にピンとこなくていつも困っているのだが、私だけ?

 これ、以前から「曜日でいわれても分からんー、ちゃんと日付を入れてくれー」と思っているんだけど、そういう人は少数派なんだろうか。

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