Xiaomiは12月9日、Androidスマートフォン「Mi Note 10」「Mi Note 10 Pro」を日本で発売することを発表した。Note 10は12月16日に、Note 10 Proは同月23日からAmazon.co.jpで販売を開始する。それに先立ち、12月9日から予約を受け付ける。価格はMi Note 10が5万2800円(税別、以下同)、Mi Note 10 Proが6万4800円。
【訂正:16時30分】初出時、Mi Note 10の発売日を12月13日としていましたが、ニュースリリースの訂正を受けて12月16日に直しました
Mi note 10は/Note 10 Pro、1億800万画素の超高画素カメラを含む5つのアウトカメラを備えるミドルレンジスマートフォン。すでにヨーロッパの一部で発売されている他、中国でも「Mi CC9 Pro」として販売されている。
プロセッサはQualcommの「Snapdragon 730G」で、メインメモリは6GB(Note 10)または8GB(Note 10 Pro)、内蔵ストレージは128GB(Note 10)または256GB(Note 10 Pro)を備える。OSはAndroid 9で、同社独自の「MIUI 11」を組み合わせている。
ディスプレイはフルHD+(1080×2340ピクセル)の6.47型有機ELで、インカメラ周辺にノッチ(切り欠き)があり、左右端がカーブしている。内部には指紋センサーも備えている。外部接続端子はUSB Type-Cで、ハイレゾ出力対応のイヤフォンマイク端子も別途備える。バッテリー容量は5260mAhだ。
アウトカメラは1億800万画素のメインカメラの他、1200万画素の望遠(2倍)カメラ、500万画素の望遠(5倍)カメラ、2000万画素の超広角カメラ、200万画素のマクロカメラを備える。これらのうち、メインカメラと500万画素の望遠カメラには光学式手ブレ補正機能を備えている。10倍ハイブリッドズーム、50倍のデジタルズームやナイトモードなど機能も充実している。
なお、Note 10とNote 10 Proでは、メインカメラのレンズ構成に違いがある。Note 10は7フェーズレンズなのに対し、Note 10 Proでは8フェーズレンズとなっている。センサー自体は同一だ。
インカメラは3200万画素のシングル構成。AIによるシーン認識、パノラマ撮影や手のひらシャッターにも対応している。
モバイル通信は以下の規格と周波数帯(Band)に対応する。
Wi-Fi(無線LAN)はIEEE 802.11ac/b/g/nに対応し、Bluetooth 5.0にも対応する。
ボディーカラーはAurora Green、Midnight Black、Glacier Whiteの3つで、サイズは74.2(幅)×157.8(高さ)×9.67(奥行き)mm、重量は約208gとなる。
Xiaomiはスマートフォン以外の製品も順次国内投入する。
まず、同社のスマートバンドの最新モデル「Mi Smart Band 4」を12月23日にAmazon.co.jpで発売する。12月9日からは予約を受け付けるという。価格は3490円。
また、モバイルバッテリー「Mi Power Bank 3」、「Mi IH炊飯器」、「Xiaomi メタルキャリーオンスーツケース(20インチ)」も順次発売する予定だ。
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