6.47型の3D曲面有機ELには指紋センサーを内蔵。最近のハイエンドスマホでは省かれがちな、3.5mmイヤフォンジャックも備えている。
メインメモリとストレージは、Mi Note 10が6GB+128GB、Mi Note 10 Proが8GB+256GBを内蔵。プロセッサはSnapdragon 730Gを採用している。バッテリーは容量5260mAhと大容量のものを内蔵しており、(使い方にもよるが)「2日以上持つ」とワン氏。最短65分で満充電できるという、30Wの急速充電もサポートしている。
日本参入の第1弾モデルとしてMi Note 10/Note 10 Proを選んだのは「Xiaomiブランドを、日本の皆さんに広く知っていただきたい」(ワン氏)という思いがあったため。Mi Note 10シリーズは、現在のXiaomiを象徴する製品のようだ。
気になるのが販路だが、現時点では「Amazon」以外の販路は発表されておらず、キャリアやMVNOの採用について問われても、ワン氏は具体的な明言を避けた。Mi Note 10は日本市場でニーズの高い防水やFeliCa(おサイフケータイ)はサポートしていないこともあり、いきなりキャリアが採用することはなく、まずはMVNOからという順番になるだろう。「Mi Note 10はオープンマーケット向けで、3キャリアのネットワークで使える」とワン氏も話す。
海外で展開しているリアル店舗「Mi Store」についても「本日発表することはない」(ワン氏)と述べるにとどめた。
「来年(2020年)は5Gサービスが始まるため、新しいテクノロジーを受け入れてくれる。価値に見合った商品が日本市場に大きな変化をもたらす」ともワン氏は述べ、5Gサービス開始がXiaomiにとっても追い風になると考えているようだ。
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