閉じて撮るか、開いて撮るか 「Galaxy Fold」を“スマホカメラ”として評価する荻窪圭の携帯カメラでこう遊べ(1/3 ページ)

» 2020年02月05日 12時22分 公開
[荻窪圭ITmedia]

 以前から気になっていた「Galaxy Fold」。例のパタンと折りたためるヤツ。これ、折りたたみ機構や折りたたみならではの使い勝手が斬新な超ハイエンド端末なのだけど、ここではそれを、スマホカメラとして評価してみようというわけである。

Galaxy Fold 折りたたみスマートフォン「Galaxy Fold」のカメラを使ってみた

 結論からいっちゃうと、カメラとして使いやすい。何より「開いて大画面撮影」と「閉じたままスリムに撮影」の両方を使い分けられるのがいいのだ。

開いたときと閉じたときの使い勝手は?

 Galaxy Foldのアウトカメラは3つ。Galaxy Note10+と同じと思っていい。さくっと書いておくと、35mm判換算で13mm相当の超広角カメラ(1600万画素)、26mm相当の広角カメラ(1200万画素)と52mm相当の望遠カメラ(1200万画素)のトリプル構成で、13→26→52と2倍ずつ増えているので使いやすい。

 で、素晴らしいのが閉じていても開いていても使えること。閉じているときは4.6型のちょっと小さめのワイドモニターを見ながら撮影する。ボディーが大きいのでモニターが小さく感じるけど、考えてみたらiPhone SEが4型なのであって、ちょっと前まではこのサイズで普通に使っていたのだ。

 閉じているときの良さはコンパクトさ。折りたたんでいるからちょっと分厚いけど、カメラと思うと、そのくらいの方が持ちやすいし、スリムなので上下から挟むように持ってもOKなのがいい。

Galaxy Fold 閉じて構えるとスリムで持ちやすいし目立たないのもいい。スリムなカメラだ

 このときはカバー側のディスプレイを使う。こっちは720×1680ピクセルあるので4.7型サイズだけどけっこう高精細。何か大画面コンデジを使っているような感覚だ。

Galaxy Fold これなら手が小さい人でも持てるし、シャッターボタンも押しやすいのだ。側面にシャッターボタンがあってもよかったかも

 これで、右手人差し指が当たるところにシャッターボタンあったら、めちゃコンデジ感覚で使えていい。しかもカバー側ディスプレイはエッジに余裕があるので不用意に画面を触って設定が変わってしまうこともない。

 対して、開いて撮るときは7.3型の超大画面になる。こちらは2150×1536ピクセル。 まあなんというか、デカい。デカいので持ちやすくはない。パカッと開く手間がある(でも開いたらすぐロック画面になるのでボタンを押す手間はない)。

Galaxy Fold 開いて横位置で持っている図。かなりでかくなる

 でも画面がでかくなるので、よく見える。しっかり細かいところまで確認しながら撮りたいときとか、何人かで画面をのぞき込みながら撮りたいときとか、いろいろと楽しい。

 何しろ7.3型のフルスクリーンである。しかも縦に持っても横に持っても「両手で両側から支えたとき、右手親指が当たる位置にシャッターボタンが来る」という仕様がいい。シャッターボタンを押しやすいのだ。

Galaxy Fold 大画面ならではの迫力ある撮影ができて楽しい。シャッターボタンも押しやすい右端にある

 言うまでもないけど、どっちで撮っても機能も画質も同じ。使うカメラは背面のトリプルカメラだからね。

人物を撮影する

 今回は人物から行ってみよう。超広角カメラでちょっと上から、遠近が強調されるように撮ってみた。

Galaxy Fold 超広角カメラ。上から遠近を強調して撮ってみた
Galaxy Fold 広角カメラで撮影

 広角カメラはF1.5と2.4の2段階の絞りを持つデュアルアパチャーで自動切り替え式。この場合、F2.4での撮影となったが、このくらいの明るさならF1.5で撮ってほしかったと思う。基本はF2.4で暗いところではF1.5に切り替わる仕様だけど、もっと早いタイミングでF1.5にすべきかと思う。

 望遠カメラは背景ぼかしのライブフォーカスモードで。

Galaxy Fold ポートレートに向いたライブフォーカス。背景のぼかし方も指定できる
Galaxy Fold 背景が近いのでボケは大きくないけど、ライブフォーカスモードで、望遠カメラで撮影
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