米Appleは3月4日(現地時間)、アプリ開発者向けのガイドライン「App Store Reviewガイドライン」を更新した。本稿執筆現在、英語版は更新済みだ。
この中から、一般ユーザーに関連しそうな2つの変更を紹介する。
従来のガイドラインでは「プッシュ通知を広告、キャンペーン、ダイレクトマーケティング目的、または重要な個人情報や秘密情報を送信するために使用することは許可されません」となっていた4.5.4項が改訂され、ユーザーがアプリからのプロモーション通知をオプトインで有効にすれば、プッシュ通知を広告やダイレクトマーケティングの目的で使えることになった。
「4.3 スパム」条項で、「すでに飽和状態のカテゴリ」として、従来の「おなら、げっぷ、懐中電灯、カーマ・スートラ」に「占い」と「デート」が加わり、「これらのアプリの場合、ユニークさや高品質の体験を提供できるものでなければ登録を拒否する」という文言が追加された。
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