ソフトバンクが2020年3月12日から提供している「メリハリプラン」は、月額980円の「基本プラン(音声/データ)」と月額6500円「データプランメリハリ」を合わせた総称。合計7480円で月50GBまでの高速通信を利用できる。1カ月に利用した通信が2GB以下の場合には、自動で1500円分が割り引かれるのも特徴だ。また「半年おトク割」の適用により6カ月間は1000円の割引が適用される。
動画SNS放題の対象ともなり、「YouTube」や「Amazon Prime Video」などを筆頭に多くの動画サービスやSNSで消費する通信量がカウントされない点も特徴だ。
メリハリプランは5G向けの通信料金プランも兼ねており、月額1000円の「5G基本料」に加入することで対応機種ならば5Gでの通信を利用できるようになる。8月31日までに契約した場合、25カ月間は5G基本料が無料となり料金は変わらない。
通話料は家族間が無料。家族以外は20円/30秒となる。通話定額オプションとしては、月額1800円で国内通話がし放題となる「定額オプション+」と、月額800円で1回5分以内の国内通話が無料になる「準定額オプション+」の2種類を選べる。どちらも「留守番電話プラス」「割込通話」など、複数の通話関連有料オプションサービスが含まれる。
楽天モバイルは、LTE向けプランとして「Rakuten UN-LIMIT」を提供する。月額料金は2980円だが、300万人を対象に1年間の無料キャンペーンを実施中だ。国内の楽天回線エリアに限り通信量に制限を設けていない。
国内のパートナー回線エリアにおけるローミングでは5GBを超過した時点で最大1Mbpsに通信速度が制限される。楽天エリアについても、過度なトラフィックをもたらして、他のユーザーに公平な通信環境を提供できないと判断したら、通信の制御や最適化を行う場合がある。
なお、通話料金は「Rakuten Link」アプリを経由することでかけ放題。同アプリ未使用時には20円/30秒となる。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.