プラススタイルが「スマート全自動コーヒーメーカー」を投入する理由

» 2020年06月11日 16時51分 公開
[井上晃ITmedia]

 プラススタイルは6月11日、オンラインでの記者発表会を開催。新商品として「スマート全自動コーヒーメーカー」を発表した。価格は1万3800円(税込み、以下同)。11日に予約購入を開始し、25日に発売する。なお、6月25日までの限定で、キャンペーン価格として9980円に値下げする他、同社取り扱い製品と合わせて最大6000円オフとなるセット販売も実施する。

スマート全自動コーヒーメーカー プラススタイルの「スマート全自動コーヒーメーカー」

コーヒーをスマホから予約しておける

 スマート全自動コーヒーメーカーは、「+Style」アプリと連携する製品だ。コーヒー豆と水をセットしておくことで、アプリからの操作でコーヒーを入れられる。アプリからタイマーやセンサーとの連携設定ができ、例えば朝になったタイミングや、別売りのドアセンサーと組み合わせれば寝室のドアの開閉を検知したタイミングでコーヒーが自動で入れられるようなカスタマイズも行える。

スマート全自動コーヒーメーカー 「+Style」アプリと連動する

 ただし、マシン側は計量機能を備えないので、コーヒー豆と水をためておく使い方はできず、あらかじめ必要な量を手動で入れておく手間は発生する。なお、コーヒーは豆だけでなく、粉も使用可能。

 コーヒー豆の引き方は中びきで、杯数に応じて6段階を選択可能。ドリップコーヒーをおいしく入れるために必要な90度のお湯の用意や、蒸らしの工程などは自動で行われる。

スマート全自動コーヒーメーカー 上部のふたを外し、豆をセットする過程は手動
スマート全自動コーヒーメーカー 水タンクの目盛りで必要量をセットする過程も手動

 一度に入れられる最大量は6杯まで。その場合約10分の時間がかかるが、量によってはそれよりも早くスタートから数分で完成するという。

 使用後の手入れとしては、ステンレス製のフィルターを清掃する必要がある。コーヒー豆をセットするミル付き容器と、水タンクは取り外して清掃でき、汚れがたまりにくい仕様と説明された。なお、ミルはステンレス製、ポッドはガラス製でどちらも丸洗いに対応する。

スマート全自動コーヒーメーカー スマート全自動コーヒーメーカーの付属品3点

 アプリから自動設定を施していた場合でも、水がセットされていないと、起動しないようになっている。一方、水が入っていて、豆をセットしていない場合には、予定通りにマシンは動くようだ。

セットで買うとお得なキャンペーンも

 +Styleアプリを組み合わせたカスタマイズを想定し、単体購入よりもお得に入手できるセット販売も同期間で実施する。具体的には、(1)スマートLEDシーリングライトと組み合わせた「寝室ライト連携セット」が6000円オフの1万6780円、(2)スマートセンサー(ドア・窓)と組合せた「寝室ドア連携セット」が4500円オフの1万2335円、(3)スマートマルチリモコンと組み合わせた「リビング連携セット」が5000円オフの1万4780円となる。

スマート全自動コーヒーメーカー 6月25日までプラススタイルが実施するキャンペーン

家電もニューノーマルになる必要がある

 発表会には、プラススタイルの近藤正充社長が登壇。冒頭では同製品の発売に至る背景を説明した。

スマート全自動コーヒーメーカー プラススタイルの近藤正充社長

 +Styleは2016年3月にスタートし、ブランドオリジナルとなる商品の提供を開始したのが2018年10月のこと。現状では16商品をそろえる。同社では2020年を「スマートホーム元年」と位置付けており、新商品の開発やGPS連動などの新機能開発を進めてきた。直近の新製品としては、「スマート扇風機2S」を5月に発売した。

 新型コロナ禍により、同社の製品開発が遅れる影響はあった一方で、全商品の販売実績を2月と5月で比較すると約1.6倍に増加。人気商品のスマートマルチリモコンに関しては、2.7倍まで増えたという。

 ソフトバンクが実施したアンケート調査によると、労働に対する概念が変わってきており、60%以上の人が週3日以上の在宅勤務を肯定的に捉えていた。また、在宅時間が長くなったことで、家事に費やされる時間も増えていることが分かったという。

 近藤氏は「昨今は、スマホの普及率が上がっている。家電もニューノーマルになる必要があると考えている」との旨を述べ、プラススタイルで取り扱うIoT製品群を「おまかせ家電」と紹介。これらを活用するメリットについて、同氏は「寝ている間に小人が動くようなことができるようになる」と表現した。

 同社が取り扱う製品群では、家庭のさまざまな空間をスマート化できる一方で、これまだ提供されていなかったのが「キッチン」向けの製品だった。今回発表したスマート全自動コーヒーメーカーは、ここを埋めるプロダクトとして提供している。

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