ドコモの「U15はじめてスマホ割」が“復活” FOMAからの契約変更なども対象に加えて7月22日から提供

» 2020年07月17日 16時10分 公開
[井上翔ITmedia]

 NTTドコモは7月22日から、15歳以下のユーザーを対象に月額料金を割り引くプログラム「U15はじめてスマホ割」を提供する。新規契約の他、一部の契約変更やプラン変更も対象となる。プログラムの提供終了時期は未定だ。

ロゴ U15はじめてスマホ割

プログラムの内容

 U15はじめてスマホ割では、「5Gギガホ」「ギガホ」は月額1500円、「5Gギガライト」「ギガライト」は月額1000円を最大12カ月間割り引く。申し込み日現在において15歳以下で、以下のいずれかの手続きをしたユーザー(契約者または利用者)に自動適用される。

  • 新規契約
  • FOMA(3G)からXi(LTE)または5Gへの契約変更
  • ドコモが指定するXi料金プラン(後述)から5Gへの契約変更
  • ドコモが指定するXi料金プラン(後述)からのプラン変更

 Xiから5Gへの契約変更、またはXi料金プランの変更で適用を受ける場合は、変更前の料金プランが以下のいずれかである必要がある。

  • キッズケータイプラン
  • ケータイプラン
  • カケホーダイプラン(ケータイ)
  • カケホーダイライトプラン(ケータイ)
  • シンプルプラン(ケータイ)

 ただし、U15はじめてスマホ割は同一利用者で1回線限りの適用で、以下の割引とは重畳できない。

  • 5Gギガホ割(U15はじめてスマホ割を優先)
  • ギガホ割(同)
  • はじめてスマホ割(同)
  • ドコモの学割(ドコモの学割を優先)

 また、U15はじめてスマホ割を適用した回線ではギガホ割を申し込めない。

割引内容 割引の概要

対象手続きを増やして“復活”

 当初、ドコモは7月1日からU15はじめてスマホ割を提供する予定だった。

 しかし、新規契約者のみを対象とすることが電気通信事業法に抵触すると総務省から指摘されたことから、いったん提供を見合わせることになった。

 今回改めて発表されたプログラムは、既存のドコモ契約者の一部も対象となるように内容が改められている。

当初のリリース 6月26日時点におけるリリース内容。「新規契約と同時」という条件が、電気通信事業法に抵触する恐れがあった

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2025年12月26日 更新
  1. 「駅のQRコードが読み取れない」――ネットに落胆の声 なぜ“デジタル時刻表”が裏目に? (2025年12月25日)
  2. mineo料金プラン改定の真相 最安狙わず「データ増量+低速使い放題」で“ちょうどいい”を追求 (2025年12月25日)
  3. 3COINSで1万1000円の「プロジェクター」を試す 自動台形補正、HDMI入力、Android OS搭載で満足度は高め (2025年12月24日)
  4. 若いiPhoneユーザーの間で「クリアケース」に人気が集まっている理由 すべては“推し”のために (2025年12月25日)
  5. 時刻表が“QRコード”だけになった──SNSで「不便」「むしろ不要」と賛否 横浜市営地下鉄は元に戻すのか? (2025年11月21日)
  6. iPhone 17 Proで話題になった「8倍光学品質ズーム」って何? そのメカニズムを解説 (2025年12月25日)
  7. 関東地方で5G通信が速いキャリアは? ドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイルでICT総研が比較(2025年12月) (2025年12月24日)
  8. Apple CarPlayもPlayストアも使える車載ディスプレイ「オットキャスト OttoScreen AI」が30%オフの3万5080円に (2025年12月24日)
  9. iPhoneのロック画面で「カメラが起動しちゃった」を防げるようになった! その設定方法は? (2025年12月24日)
  10. 「威嚇するような態度をとられた」──“撮り鉄”の迷惑行為に苦言続々 JR東日本も警鐘 (2025年12月24日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー